連結間
天賞堂のキハ55系です。まだ部品の添付やインレタの貼り付けは行っていません。準急や急行列車として活躍していましたが、私の年代が知るキハ55系の印象は、ローカル列車。キハ20などに混じってのんびり走る姿でした。10系客車や80系電車に似た窓配置は、整然としていて車体裾の絞り込みがないこともあいまってすっきりした外観が印象的。そんな気動車が天賞堂から発売されたことは嬉しいことでした。これであの頃の気動車の様子が再現できます。
製品はプラ製ではありますが、車体はかちっとしていて全車モーター付きということで、重さもずっしり。模型としての存在感は十分です。金属製の手すりやノブの色差し、各種車体表記の印刷で精密感もあります。
単行で走らせる分には問題ないのですが、編成としたときに大きな問題が…。
下の写真を見てください。なんだか変ではありませんか。
この連結間。実物の倍以上あります。隣の車両に移るの決死の思いでジャンプしなければなりません。
カプラーはケーディ。急曲線やSカーブなど最悪の線路状態を考慮して設定されたのでしょうか。それにしても離れすぎです。
伸縮カプラーが当たり前の鉄道模型界にあって、この事態は何故?そもそも天賞堂が自前のカプラーを持っていないからでしょうか。まるで昔のベーカー型の連結器を付けた連結面のようです。いくら車両が良くできていても、これでは興ざめです。キハ20系から始まってキハ17系、そしてこのキハ55系とこの状態が続いています。
加工でもできればよいのでしょうが、そんな技術も持ち合わせていません。
ちょっと斜めから見るとこんな感じ。この角度から幌が見えてしまいます。
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