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2010年5月17日 (月)

南薩線警報機発見

今日も夕方サイクリング。ちょっと風が強いでしたが、いつものコースに出発。これまでは満潮に近い状態だったのですが、今日は若干潮が引いていました。途中で自転車を止めて、写真を一枚。それが下の写真です。

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 満潮の時は海の中なのですが、干潮になると砂地が現れます。干拓前は、入り江に相当に広大な砂地が現れていたようで、さぞかし壮観だったことでしょう。向こう側にうっすら見えているのが、日吉方面。南薩線ががたごとがたごと走っていた場所です。

走っているうちに日が傾き、野間岳の方に見事な光景が広がりました。自転車を止め、堤防の斜面に腰を下ろし、しばし見とれるのでした。広大な場所に自分一人だけで、こんな光景を眺めていることに、何ともいえない驚きと感動を覚えました。

Dsc_0033

そして空を見上げると…。見事なコントレールを引きながら何機もの航空機が目的地を目指して一直線に飛び去る光景が見えました。機上からの夕日の眺めも最高なのでしょう。一瞬、日の光を受けた航空機が流れ星に。現実は何ともドラマチックに満ちています。

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 さて、昨日はちょっとした発見をしました。鹿児島への往復の折、県道20号線を大方利用するのですが、途中にある小学校に何やら踏切のようなものが見えていたのです。気にはなっていたのですが、時間がなくついつい通過扱いとなっていました。昨日、ようやく寄ることができました。

 学校には地元ゆかりのものが寄贈されることが多いことから、ひょっとして南薩線のもの?という期待はあったのですが、果たして期待は裏切られませんでした。正面の門横に設置された警報機の横には立派な説明書きがありました。

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さて、肝心の警報機の写真をご覧ください。南薩線の警報機の特徴は電子音ではなく「カンカンカン…」という実際に鐘を打ち鳴らした警報音であったこと。この警報機のてっぺんには鐘がついています。これを打ち鳴らして「カンカンカン…」というあの音を出していたのですね。廃止から25年以上経っていますが、このように大切に保存されていたことに感激しました。

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 場所は南さつま市の大田小学校です。道路から階段を上がった門のすぐ横にあります。休日は、断ることができませんので仕方ありませんが、平日は学校関係者に声をかけてから見学等されてください。山間にある心癒される学校です。

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コメント

南薩線には遮断機も警報機もない四種踏切が多く踏切が近くなると頻繁に警笛を鳴らしていた記憶があります。
警報機もありましたが鐘による警報だったんですね。
熊本電鉄では今でも鐘式の警報機が現役で活躍しています。
二つの警報機の鐘の周期が微妙にずれていてリズムがかわるのが楽しく感じたりします。
イメージとしては
カン、カン、カン、カン、カカン、カカン、カンカ、カンカ、ンカン、ンカン、ンカ、ンカ、カン、カン・・・
のような感じです。

投稿: You-enてっど | 2010年5月18日 (火) 17時47分

 You-enてっどさん、レスありがとうございます。鐘による警報は電子音に比べて温かみがあるように感じます。熊本電鉄でも現役で活躍中なんですね。最近、聞いてはいないのですが、おそらく鹿児島市電の専用区間の踏切もまだ鐘式の警報機を使っているところと多いと思います。もう失われて相当の年月が経っていますが、鹿児島駅から鹿児島港に延びていた臨港線も鐘式の警報機でした。2機備わった鐘の微妙なずれはよく分かります。今のうちに録音しておきたい音ですね。
 

投稿: Nakachan | 2010年5月19日 (水) 00時34分

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