蘇る南薩鉄道の記憶(その5)
今日は、南さつま市の一大イベント「砂の祭典」に行ってきました。今年は、天候も味方して5月1日から5日までの会期中は、すべて天気に恵まれそうです。今日も、ちょっと暑いぐらいの日和となりました。
実は、砂の祭典を見るのは初めて。新聞記事やテレビでは毎年その様子は見ているのですが、足を運んでこの目で見るのは初めてでした。南さつま市で仕事をするようになりましたので、市のイベントは見ておかなければなりませんし、赴任先の官舎から車で15分の距離で、気軽に行けます。
今年のテーマは「世界遺産・文明を巡る旅」。砂でできているとは思えないような砂像群に圧倒されました。会場では、さかなちゃんのライブやdokidokiのライブなど、イベントも盛りだくさん。砂像体験コーナーでは多くの親子連れが砂像づくりに挑戦していました。
来年全線開業する九州新幹線。大阪まで直通する「さくら」が牽引するミニ鉄道もありました。ライブスティームのような迫力はありませんが、タイフォンの音がそれなりで雰囲気は十分。新幹線ではあり得ないような急カーブを曲がるのが何ともユーモラスではありましたが…。
さて、笠沙恵比寿での「蘇る南薩鉄道の記憶」(その5)です。
昨日紹介した鉄道模型に加えて、運転可能な模型も展示されています。今回の企画展に合わせて笠沙恵比寿の学芸員の方が準備されたもので、思い入れの強さが伝わってきます。車両は国鉄キハ07。南薩鉄道に新製配置されたのは同車を基本としたもの。ステップやヘッドライト、テールランプ等の仕様が異なりますが、基本的には同じ車両です。簡単なストラクチャーも置いてあり、いろいろな角度から見る楽しみがあります。運転希望の際には、スタッフの方に声をかけてください。ゆっくり走る姿に南薩線の当時の様子が重なります。
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