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2010年5月28日 (金)

南薩線廃線跡サイクリング記(その10)

ようやく週末、今週はバレーの練習があったり夜の会合があったりで少々お疲れモード。金曜日が待ち遠しい一週間でありました。

一週間頑張ったご褒美にと、自分なりに口実をつけてぎんぎんに冷やしたビール(今日は発砲酒ではありませんよ)を2本も飲んでしまいました。いつもは一本で我慢しているんですが…。ビールのお供はピアノ協奏曲とフルート協奏曲の2枚立て。しらふの時より、ひとつひとつの楽器がクリアに聞こえるのはなぜでしょう。アルコールの力は偉大です。テレビなし生活を始めて約2ヶ月。お気に入りのDVDを観たり音楽を聴いたり、時が自分のペースでゆっくり過ぎていくような気がします。

もうちょっと欲しくなったのですが、貴重なビールはこれで終了。焼酎を…というところですが、なんと芋焼酎を切らしています。

さて、どうしたものか。うむ、台所の流しの下にあれがあったぞ。そう「百年の孤独」。

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いやあ、この百年の孤独はかなり年季が入っています。製造過程でも長期樫樽貯蔵しているのですが、うちに来てからも忘れ去られたように長期貯蔵。飲みたくなかったわけではないのですが、「百年の孤独」が孤独を好んだのか、目立たない場所でかなりの年数ひっそりと放置されておりました。引っ越しの時に、久しぶりのご対面。

宮崎県の黒木本店謹製。アルコール度数40度。麦焼酎の樫樽貯蔵。琥珀色の焼酎は、とちらかというとウイスキーのような味。もう焼酎の域を超えています。この焼酎との出会いは今から30年ほど遡ることになります。当時、鉄道研究会のメンバーで宮崎県から来られた方がいらっしゃいました。その方から飲ませていただいたのがこの焼酎でした。味もさることながらこのネーミングにも魅せられました。

ネットで調べてみると、7000円から12000円の値段が付いていました。結構するんですね。今日、ちょっとだけロックで飲んだんですが、一杯いくら?って感じです。

そういえば実家にある古い鉄道模型を並べた棚にも一本。これはもうかなりの年季。どんな味に熟成されているのか。いつしか、何かの記念日に飲んでみることにしましょう。

さて、南薩線廃線跡サイクリング記の10回目です。

永吉川の橋脚群のすぐ横に物産館ができています。そこで、給水用に飲み物を購入。いつもそこそこのお客さんで賑わっており、南薩線の橋脚群や浜田橋に見入る人たちも多くいます。物産館下にある吉利側の橋台がこれです。

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 向こう側に物産館下方にある東屋が見えています。どっしりとした橋台が健在で、自転車道が物産館から廃線跡に合流する形をとっていることから少しの距離ですが、橋台から築堤に至る手つかずに遺構を見ることができます。

物産館で購入した飲み物を持って廃線跡へ。物産館ではなく、廃線跡で当時の車窓に思いを馳せながらのどの渇きを潤すことにしました。

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 築堤からはこのような光景が広がっていました。田植えを終えてしばらくたった田は、稲が整然と並ぶ様子が見事で、新緑との取り合わせが実に美しく、しばし見とれてしまいました。左手奥には、南薩線を撮った写真で時折見かける鳥居が見えています。そして、その左手には東シナ海の大海原も広がっています。海の方に視線を移すことにしましょう。

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 神社の鳥居がトトロの森を連想させてくれます。永吉川河口の奥には野間岳が見えています。山頂に近くなるにつれて急峻になる特徴ある山容は遠い時代から船舶の道しるべになっていたそうです。野間岳にも登ってみたいと思っています。

のどを潤した後、自転車をちょっと進めると、急なSカーブの区間になります。

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草にじゃまされてよく分かりませんが、右側にカーブを描いた線路はすぐに左側へカーブし、次の大地へと向けて勾配を登っていきます。ここへ向こう側から下ってくる列車を撮ったことがありますが、下り勾配に加えて急なSカーブになっているため、慎重にブレーキをかけながら通り過ぎていきました。

重いペダルと格闘しながら台地へと登ってきました。そして、しばらく行くと、線路跡横にこんなものが。

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機関車のような形をしています。正面に回ってみることにしましょう。

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やはり機関車です。公園などにあるよう機関車ですが、結構つくりがしっかりしていて、鉄道を知っている人が設計したなという感じを受けます。色を黒くすれば、本物のナローの機関車かと見間違えてしまいそうなくらいバランスが取れています。どのような経緯でここへやってきたのか不明ですが、自転車道サイクリングのひとつの見所にはなりそうです。

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