EF66-100到着
昨日紹介した南薩線で活躍したC12型蒸気機関車の動輪は、よく考えてみるとおよそ25年ぶりの再会ということになり、感慨深いものがありました。やはり実物に出会えるということはうれしいですね。一方で、完全な形で残っている旧加世田駅屋外展示の車両たちの腐食進行が通るたびに気になります。かつての加世田駅構内に放置されていた廃車体と同じ道をたどっているような気がします。
甲種回送にて、トミックスのEF66ー100が届きました。後期型です。登場時、屋根はグレー塗装だったそうですが、現在は車体色と同じブルー。製品は、現在の姿をモデル化しています。上から見ることの多い模型では屋根は結構目立つので、登場時のグレーの方がめりはりがあってよいと個人的には思います。もちろん現在の姿がよいというファンもいるでしょうから勝手なことはいえません。前、紹介したとおり、プレステージモデルを選択すればグレー塗装になります。
JRに移行して新製機関車として登場したEF66-100。それまでの国鉄らしい顔つきから新しい時代を感じさせる洗練された顔つきに。また、車体色も明るくなり、扉のワンポイントも洒落ていました。
トミックスは積極的に16番プラ製品の模型化を進めており、ありがたい限りです。もともと16番から鉄道模型の世界に入っていますので、Nゲージへの移行には少々抵抗があります。しばらくお休みしていた鉄道模型復活の契機はカトーのDD51の発売でした。プラ成形ならではの緻密な表現は、それまで所有していたプレス主体の金属モデルとは一線を画すものがあり、走行性能も缶モーターとフライホイール装備で快調。しかもロープライスときていますから、技術革新の恩恵をありがたく思いました。
さて、EF66-100にはこれから部品を付けたり、ナンバーを貼付したりする作業を進めなければなりません。数年前までは裸眼でオーケーだったのですが、今では眼鏡が必要になりました。自分の経年を思い知ることが多くなった昨今です。しかし、模型に関する細かい作業や鉄道模型とのつきあいをどう展開させていこうかと構想することは老化防止に少しは役立つかもしれません。
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