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2010年7月18日 (日)

バス停

日本の里山の風景を見事に表現したとなりのトトロ。うんそうだそうだと唸らせる細かい描写には大人になった私たちも子どもの頃の記憶が蘇り、わくわくさせられます。何度見ても飽きないのは、ストーリーもさることながらその表現のすばらしさが新鮮さを失わないからでしょうか。

さつきとめいがお父さんの帰りをバス停で待つシーンがあります。このバス停も田舎のバス停の様子が出ていて好ましいものがあります。田舎に行くと、このシーンを模した看板を目にすることがありますね。

Photo土曜日の新聞を見ていましたら文化欄に「過疎地のバス停 散り際の美」というタイトルの記事がありました。写真作家の柴田秀一郎さんという方が、山中や海沿いの田舎道にぽつんとたたすむバス停に魅了され、約10年来北海道から沖縄まで全国津々浦々写真に収めていらっしゃるのだそうです。今回、その写真をまとめた「バス停留所」(リトルモア刊)という写真集を出されたとのこと。書店でみつけたら手に取ってみたいですね。

最近では定番以外の形をしたバス停もあるようですが、やはりあの丸い形を三等分したデザインには安心感というか、親しみがわきます。田舎に行くと、実にいい雰囲気の停留所に出会うことがあります。こんなところにバス停?というようなところもありますが、人の暮らしがあるからバス停が設置されているわけで、バス停はそこに暮らしている人と周りの地域社会との交差点ともいえます。そのようなバックグラウンドがあるからこそ、バス停には人の心に訴えてくるものがあるのでしょう。

昨日、別の用事で集落の中を走る小さな道路に入りました。するとバス停が…。新聞で柴田さんの記事を読んだばかりでしたので、早速撮ってみました。道路横にめいいっぱい寄せられたバス停は、なんだかお荷物のよう。車社会と過疎化でますます影が薄くなりそうです。

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また、知る人ぞ知る、旧鹿児島交通線(南薩線)阿多駅前にある駅通バス停。かつて薩南中央鉄道とのジャンクションだった駅はなくなって久しいのですが、駅通は健在。当時は乗換駅として多くの人で賑わっていたことでしょう。よく見ると、駅通りの下に文字が透けて見えています。「温泉バス」と書いてあるのでしょうか。

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