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2010年8月29日 (日)

桜島の巨大構造物

鹿児島中央駅西口近くの交差点で信号待ちをしていると中央駅方向から初老の夫婦が横断歩道を渡ってこられました。手にはマーブル模様のソフトクリーム。若い人なら気にもとまらない光景ですが、これが初老の夫婦、しかも二人して同じようにソフトクリームを手にしていますので、つい目がいってしまいます。

渡り終えた後、不自然なところで二人同時に並ぶように歩むのをやめてしまいました。どうやらまだまだ厳しい太陽の光を避けるために歩道にできた細長いわずかばかりの電柱の影に並んで身を隠しているようです。何気ないことですが、日常の中のちょっとした発見は楽しいものです。

ソフトクリームに電柱の影、まだまだ暑い日は続きそうです。

朝、10時頃交通局の前を通りかかりました。休日の10時頃ということで車庫には昼寝の車両がずらっと道路側の留置線に並んでいました。これまでは広告電車ばかりが並んでいたのですが、不況の影響からか車体広告がぐんと減って、交通局標準色の電車ばかり。しかも、新しい電車に日中の運行は任せて休んでいるのは600形や500形といった旧型の電車がほとんど。何だか、昔にタイムスリップしたよう。やはりオリジナル色は広告でごちゃごちゃしていない分、すっきりとしていて美しく感じます。写真を撮るなら、今がねらい目かもしれません。

先日、桜島に行ってきました。このところ活発な活動で大量の火山灰を降らせている桜島です。島全体が灰色になり、地面にも厚く灰が降り積もっています。

湯之平展望台から見る桜島です。

Dsc_0385

間近で見る桜島は鹿児島市内から見る桜島とは違い、山容がさらに険しく荒々しい印象です。普通の山とは違い活火山ですので、雨による浸食が激しく、大きく崩壊したり浸食したりしている姿が目につきます。火山灰を含むこれらの土砂は大雨が降ると土石流となって一気に麓までかけ下っていきます。被害を防ぐために、桜島では様々な砂防対策がなされています。写真にある谷にも多くの砂防ダムが設置されています。

展望台から少し下ったところより鹿児島市街地方向を見てみましょう。

Dsc_0384

手前は桜島の溶岩原です。私が子どもの頃はごつごつした溶岩がむき出しで広がっていましたが、今では自然の力で松林が広がり遠目には緑の原になっています。昔、観光資源としての溶岩原に自然に生えてくる松をどうするかという議論がありました。観光資源として取り除いた方がよいという意見、自然な姿で植生の変化に任せた方がよいという意見。結局、後者の考えに則り伐採はなされませんでした。

錦江湾を挟んで、対照的な風景が広がっています。手前に見える巨大な構造物は、砂防堰堤です。山腹から流れ下った土石流が勝手な方向に流れて被害を出さないように導留堤などで普段は水無川である巨大な水路へと導いていきます。桜島の迫力にも圧倒されますが、この人間が造った巨大構造物にも圧倒されます。このような砂防施設が桜島には至る所にあります。

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