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2010年9月 7日 (火)

南薩線沿線、吹上小学校の木造校舎(1)

ゆっくり九州の西海上を回り込むように進んだ台風9号。今日も、一日中強風の中にありました。夜になってようやく虫の音が聞こえるような静けさが戻ってきました。

9月に入り、仕事を前倒しでどんどん進め、今日の午後はエアポケット状態。午前中までは片付ける仕事が多数あったのですが、一段落した午後は「さて、何をしようか」状態。「どうもお疲れ様でした」と鉄分補給に出かけたいところですが、それもできずつらいところ。

さて、南薩線の伊作・南吹上浜間の線路沿いにあった吹上小学校。廃校になった今でも建物の一部がそのまま残っています。敷地内に公民館ができており、公共の場として現在でも活用されています。夏には校庭で夏祭りが開かれている様子も目にしました。

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門柱にある吹上小学校の文字。今でもそのままです。この校門と反対側の敷地が南薩線の線路に面していました。吹上小学校は明治12年4月、入来小学校として開校。その後、昭和25年1月に吹上小学校と改称されています。昭和54年には創立100周年を迎え、いろいろな記念事業がなされたようです。下の写真は、そのときに建立された記念碑です。

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その他に記念式典の開催、記念誌の作成、教育環境の整備を行ったと記されていました。

この吹上小学校は、昭和60年(1985年)に伊作小学校に統合される形で閉校になっています。昭和60年といえば南薩線が廃線になった昭和59年(1984年)の翌年に当たります。この界隈の住民は南薩線を失い、古里の学舎を同時期に失ったことになります。

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南薩線の線路があった方から学校を望んでみました。体育館は鉄筋コンクリート造りですが、向かい側の校舎は木造です。伊作小学校に統合されるぐらいですから、児童数はそう多くなかったのでしょう。南薩線より歴史があり、南薩線の歴史を見守ってきた小学校。南薩線の汽笛は時刻を知らせるチャイム代わりだったかもしれません。

写真には写っていませんが、右手の敷地内に新しく公民館が建てられ、グラウンド等も活用されており、荒れていないところは嬉しいところです。

この木造校舎の様子、外から垣間見ることができる姿を何枚か写真に撮ってきました。今日から数回に分けて紹介します。

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