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2010年9月 8日 (水)

南薩線沿線、吹上小学校木造校舎(2)

朝、当地を出て知覧に向かいました。今日は、終日知覧で会合です。田部田バス停、万之瀬川の橋台、小野慰霊碑公園入り口、蟹ヶ地獄、城ヶ崎、知覧駅近くの橋台などを見ながら会場へ。あちこち寄り道をしたいのですが、勤務中ですので我慢。

終了後、知覧駅跡へ車を回し、一通り眺めてから峠を越えて鹿児島へ。久しぶりに越える知覧峠でした。道路はほとんど昔のままでカーブがきつく、毎日通るとすぐにタイヤやブレーキパッドがすり減りそうな道です。

ここではずっと前の話なのですが、ちょっと気の毒な光景を見たことがあります。私は鹿児島から知覧へ向かって走っていました。峠を下ってくる車がカーブを曲がって目の前に現れました。その車の後方にはリードにつながれた犬が転げながらついてきていました。車に犬をつないでいたことに気づかなかったのか失念していたのか分かりませんが、おじさんの運転する車でした。咄嗟のことに合図をすることもできず、かといって狭い峠の道故、Uターンして追いかけるにもUターンする場所がありません。車の速さですので、犬の足ではどうしようもありません。必死に駆けてついていこうとしているのですが、足がついて行かず転倒。そして何とか起き上がる…。

願わくば、何らかの形で気づき、犬の命が救えていたらと思うことです。今でも時々思い出す気の毒な光景です。

さて、南薩線沿線、吹上小学校木造校舎の2回目です。

木造校舎にちょっと近づいてみましょう。

Dsc_0070

外装はクリーム色に塗られています。経年でかなりはげ落ちた部分も目につきます。屋根はスレート。おそらく建築当時は瓦葺きだったのではないかと思われます。教室から外への出入り口は数カ所アルミ製に取り替えられています。閉校当時は木造だったものをその後の校舎活用の際に整備したのではないかと思います。

さらに校舎に近づいてみましょう。

Dsc_0077

手前の出入り口は木造のままです。アルミ製の出入り口以外は網で覆われています。おそらく閉校後の校舎活用時に虫対策として網戸として設置されたのではないかと思われます。エアコンがありませんので、特に夜間での活用では窓を開けていると多くの虫が入ってきて大変なことになります。廊下側も同じような処置がなされています。また、台風時の窓保護としての役割も担うことができそうです。

木造の出入り口を見てみましょう。

Dsc_0078

羽目板に細い桟を有した窓。薄くて小さな窓が時代を物語っています。今は静かな中で時間が止まったかのような姿を見せていますが、かつては大勢の子どもたちでさぞや賑やかだったことでしょう。この窓から南薩線の列車に手を振った子どももいたのではないでしょうか。また、教室で学んでいる子どもたちの耳にこの窓を通して日々、南薩線の息吹が届いていたはずです。

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