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2010年10月 4日 (月)

ヨンサントオのムック

本屋に行ってきました。家の目の前にあるので重宝しています。深夜1時までの営業が最近になって24時間営業になり、さらに便利になりました。

1冊小説を読み終えたので、何かおもしろい本はないかと物色に。いろいろ見て回り、文庫本などちょっとジャンルの違うものを3冊購入しました。

もちろん鉄道本のコーナーへも。中でも興味津々だったのは国鉄の昭和43年10月の白紙ダイヤ大改正をまとめたムック。いわゆる「ヨンサントオ」です。表紙が日豊線田野・門石信号場間をいくキハ82系にちりんというのも目を引きます。

エリアごとに改正時の優等列車の時刻表と列車の編成図がまとめられ、ヨンサントオの全貌を知ることができます。これだけのデータが集約された本はこれまでになかったのではないでしょうか。資料として一級の価値ありです。それにしても鉄道が陸上交通の主役であった時代の列車は何と魅力的なのでしょう。

値段は2300円。ちょっと躊躇。確かによい本なのですが、衝動買いで後悔することもあります。そこでちょっと時間をおくことにしました。じっくり考えて、それでも買いということになれば書棚に備えるつもりです。

急行「南風」や「フェニックス」など、懐かしい急行も時刻表や編成図で登場します。キハ58系に混じってキハ55系も編成に組まれています。当時の様子をデータをもとに想像するだけで楽しくなります。模型の編成を組むときの資料にもなります。まさに古き良き時代というにふさわしい国鉄の一時代です。

写真は、九州鉄道記念館の企画展で展示されていた「やたけ」のサボ。「えびの」に併結され、吉松で分割された編成は西鹿児島まで足を伸ばしていました。もちろんヨンサントオの頃はまだ肥薩山線では重装備のD51が混合列車や旅客列車を牽引。そんな中を優等列車が多くの乗客を乗せて疾走していたのです。

Dsc_0226

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コメント

「ヨンサントオ」、懐かしい響きです。
私が、模型製作の資料収集目的で写真撮影を始めたのは、同年春でした。
情報源は鉄道趣味雑誌のみで、現在から見ると隔世の感もありますが、その分、同好者相互の直接的なコミニュケーションが補完していたように思います。

投稿: hvcc | 2010年10月 5日 (火) 19時33分

今は情報が溢れている時代。人間はハングリーな方がものの実質的な価値が分かっていいのかもしれません。なんだか情報だけで分かったような気持ちになって行動がおろそかになっているような気がします。

投稿: Nakachan | 2010年10月 8日 (金) 18時55分

貴重な資料本を入手されて良かったですね。私みたいな未熟鉄が言うのも何ですが、「S43.10大改正」から「S55.10改正」までが国鉄最後のよき時代だったと思います。この間の時刻表を見ると国鉄が国鉄たりえた気がします。それにしても【よんさんとお】の時刻表は高すぎで手が出ません。

投稿: 夢幻鉄道 | 2010年10月12日 (火) 01時27分

ほんとにそう思います。自分が一番多感な時期に関わった時代ですので、余計に愛着があります。

投稿: Nakachan | 2010年10月15日 (金) 00時13分

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