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2010年11月13日 (土)

待つ楽しみ

今日は鉄分のない一日。

午前中は、料理教室に参加。プリンケーキを作ったり春巻きを作ったりしました。ケーキの生地を混ぜるのがプラスターに見えたり、粉をふるいで濾すのが地面として振りかけるパウダーに見えたり、頭がどういう思考回路になっているのか自分でも不思議になります。

一度も作ったことのないレイアウト。夢ばかりはいつもみているので、こんなことになってしまうようです。

プリンケーキは入れた生地の比重の関係から三層になることになっています。容器に入れて20分ほど蒸します。ここでの会話。「なんだか開けて見てみたいね」「どうなっているか楽しみですよね」…。

この待つということの楽しみ。最近は、いろいろと便利になり、またせっかちになったため、じっくり待つという機会が少なくなってきているように思います。「待つ」という機会が少なくなったことはそれだけ楽しみも減ってきているのではないかと思います。

すぐに思い浮かんだのは写真のこと。デジカメが主流になり、仕上がりは瞬時にその場で確認することができます。デジカメの恩恵は計り知れないものがあります。一方でフィルムの仕上がりを待つ間の楽しみ、上がってきたポジやプリントを一つ一つ確認していくときの高揚感というものを味わう機会はめっきり減ってしまいました。

すぐに画像を見ることができたり、PCを通じてすぐに活用できたりと、本当に便利なのですが、フィルムカメラのシャッターを押してからその結果が明らかになるまでの有意味?な時間を経て見る写真の新鮮さというのはまた格別なものがあるように思えます。

九州新幹線鹿児島ルートが来春には全線開業。当地鹿児島から博多まであっという間です。食堂車を連結した長編成の特急列車で5時間を要していた頃が懐かしく、過ぎゆく街を眺めたり、駅や車両基地を楽しんだりしながらの道中には楽しみが満載でした。

鉄道の高速化という至上命題のもと、このような旅は味わえなくなっていくのですね。時間を削ることに躍起になっている現代ですが、時間を楽しむという視点ももっと大切にできたらと思います。

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コメント

故郷から離れて生活していて里帰りにのときに感じたこと。
学生のときは時間があり、夜行急行や鈍行乗り継ぎで帰省。
関門トンネルを通過して九州に入ると一気に故郷が近くなった感じがしてきます。
言葉も日頃つかっている言葉から故郷の言葉に自然と代わります。
新幹線で帰省しだした当初、あまりにも早く故郷の着きすぎるので言葉のチェンジができず、人に会って話をするとき故郷の言葉が中々でてきませんでしたが、最近では博多で在来線に乗り換える頃に言葉のチェンジができるようになりました。
もうすぐ新幹線一本で故郷へ帰省できるようになりますが、今度はどんなタイミングで言葉のチェンジができるようになるのでしょうか・・・

投稿: You-enてっど | 2010年11月14日 (日) 08時21分

人間が順応するのには時間とそれなりの場が必要になりそうですね。感覚的にどんどんで狭くなっていく日本列島。子どもの頃はとんでもなく広く感じていたのですが…。

投稿: Nakachan | 2010年11月14日 (日) 21時38分

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