大雪後の南薩線廃線跡
大晦日から元日にかけての大雪は、未だにいたるところに雪の固まりが残り、道路の規制も続いています。私の家のかまくらの残骸もまだ残っています。
南薩線の廃線跡は一面の雪景色でいつもにない表情を見せていました。時間的な余裕がなくて写真に収められなかったのが残念です。美しさの一方で廃線跡には傷跡も残っています。多量の積雪により木の枝が折れ、地面に落ちてきているものも多くあります。薩摩湖付近の松林の中をいく廃線跡にも松の枝が多く散乱していました。また、正式な名称は分からないのですが、こちらの人が「にが竹」と呼んでいる細い竹が雪の重みで廃線跡に倒れ込み、自転車道化したところでは通行できないような状態になっているところもあります。広域農道に生まれ変わったところでも同じような状態が見られ、片側車線を完全にふさいでいる場所もあり、今日現在で手つかずの状態です。昼間ならまだしも夜になるとたいへん危険です。
一部区間での確認ですが、これは南薩線の廃線跡全線に及んでいる被害だと予測できます。
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コメント
思わぬ被害に心が痛みますね。
今度の訪問で、チェックしたいと思います。
投稿: hvcc | 2011年1月 7日 (金) 07時45分
南薩では雪の重みでハウスが倒壊したり果樹木の枝が折れるなど大きな被害に農家の方が頭を抱えております。観測史上、最も多い積雪なった後の廃線跡の様子はまた違った表情を見せてくれるものと思います。
投稿: Nakachan | 2011年1月 8日 (土) 09時28分