汽罐車
今日で平成22年度が終了。無事にこの1年が終了したことに感謝したいと思います。今回の大震災の惨状を見るにつけ、何気ない日常を送れることのありがたさが身に染みます。被災された方々の一日も早い日常の回復を願ってやみません。また、今回の原発の事故、エネルギー消費社会を容認してきた私たちの社会全体の責任でもあると思っています。世界の英知を集め、収束への見通しが立てられることを祈るばかりです。
先日購入したイカロス出版の「蒸気機関車vol4」の巻頭グラフに大木茂氏の「汽罐車」と題した写真が掲載されていました。どの写真もはっとするような力をもったものばかり。鉄道写真とはなんぞやということを老若男女誰にでも理解してもらえるような味わいのある優れた写真に心打たれました。
3月3日に同名の写真集が発行されたのだそうです。早速ネットで調べ、発行元へ注文しました。巻頭グラフには本の紹介はされているのですが、値段が記載されていませんでした。1万円ほどはするのではないか。しかし、破格の3990円。しかも、発行元へ直接注文すれば24枚の高解像度写真データが24枚入ったCDが特典で付きます。
発行元は「鉄道写真集刊行委員会」となっています。ここのHPはリンク先のページも含めて必見です。
新聞(4月1日付地元新聞:このブログ当日書けなかったので翌朝書いています)にも新刊として紹介されていました。最後の方にこのように記されています。「本書のSL写真は、生き物のような息遣いやぬくもりを伝えている。『人間に一番近い機械』といわれる理由だろう。効率優先の社会の中で大事な何かを見落としてきた気分にさせられる一冊だ。」
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント