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2011年3月14日 (月)

キハ303がここにも

永吉駅にキハ303を模した案内板が登場したのは嬉しいことでした。実は、もう1両永吉駅にキハ303が再デビューしています。車を止めて思わず、「おうっ」と声が出そうになりました。それが下の写真。

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白波洗う松林を背景になかなかよい雰囲気のキハ303がすまし顔でたたずんでいます。南薩線の独特の赤い色をよく出せたものだと感心しました。業者さんが造った案内板のキハ303より、こちらの方が存在感があります。よく見ると案内板のキハ303をモデルに描かれているようです。

さて、裏側に回ってびっくり。この絵にはまだ仕掛けがありました。下の写真を見てください。

Dsc_0229

なんと側面も描かれています。かなり実車のイメージを捉えており、扉の配置や引き戸の戸袋部分の小窓、バス窓などよく特徴が出てきます。行き先表示は伊集院、サボではなくなぜか車体に直接書かれています。また、側面のキハ303の表示が青い帯の中に記されています。ベンチレーターも実車とはイメージが違いますが、それを差し引いても実に良くできています。そして、もしやと思い反対側にも回ってみました。

Dsc_0233

果たしてこちらにもありました。松の位置とお顔の位置が反対だったらつながりがよさそうです。ということは3つの側面で立体的にしようという意志は最初はなかったのではないかと思われます。先ほどの向きがたまたま貼り合わせてみたら立体的に見えたということではないでしょうか。

キハ303が描かれている小屋はもともとここにあった浜田後自治会のゴミステーション。ステーション跡にゴミステーションというのも少々できすぎな感じがします。公園整備に際し、自治会の方々がごみが丸見えでは見苦しいと言うことで回りに覆いをすることになったのではないでしょうか。せっかく覆いをするのなら…、とどなたかがこの素晴らしいアイデアを思いついたのではないかと。

これは県が設置した看板以上にインパクトあり。地域の方々の南薩線に対する深い愛情に脱帽です。

ちなみに下の写真は、工事中のときのゴミステーション。ビフォーの状態です。

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コメント

永吉駅跡、次々と南鉄の面影が復活ですね。
キハ300型の三面図は、現物が存在しませんから、目新しく映るかも知れません。

投稿: hvcc | 2011年3月15日 (火) 18時48分

(前略)県が設置した看板だけでも嬉しい復活でしたがコノ民製バージョンも良い雰囲気。ペイント画1つで忘れ去られていた鉄路の記憶が再現出来る様子に国鉄廃止路線でもと新たな取り組みに期待してしまいます。管理人様や有志の皆様が記憶を風化させまいと尽力されて来られた努力にテツの神様が下された御褒美かも知れません。今や写真や映像でしかコンタクトできない300型達も喜んでいると思います。耳を澄ませば発車時のブザー音とDMHのアイドリングが聞こえて参ります「間もなく永吉駅です」の車掌さんの肉声と共に。

投稿: 夢幻鉄道 | 2011年3月15日 (火) 20時58分

平成になって早23年。南鉄の記憶も薄れかけたこの時期になってこのようなものが出現したことに感慨もひとしおです。この公園のベンチに腰掛けて弁当など食すれば味わい深い時間を過ごすことができそうです。自転車道の利用者もそこそこあり、余生を過ごす永吉駅にとって幸せな環境が整ってきたと感じています。

投稿: Nakachan | 2011年3月16日 (水) 00時51分

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