日置駅付近に変化
南薩では早期米の田植えが進みつつあります。植えたばかりの早苗を守るために、あぜ道に笹竹を立てたり、ロープを張ってすだれを垂らしたり、はたまた新しいギミックとして点滅する赤色灯を立てたりとあの手この手の作戦が行われています。この辺りの広大な田んぼの主流は、空砲。今も花火大会が行われているのではないかと思わせるような「どん」という音があちこちからひっきりなしに響いてきます。夜通し鳴り響きますので、生活するものにとっては少々困った環境です。
南薩線廃線跡で変化がありました。日置駅の丸い給水塔の土台が移設の上、保存?されているのはご存じの通りです。ここからかつての踏切を通って吉利方面へ低い築堤が続いています。この築堤で整備が進んでいます。吉利方面の途中から日置駅に向かって舗装工事の準備と思われる砂利の敷き詰めが進んでいます。今、途中で止まっていますが、踏切まで工事が進むことが予想されます。バラストや枕木に犬釘まで現存する区間です。今後の工事の進展が気になります。
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コメント
長い間手付かずで残っていた区間ですから、変貌するとなれば、一抹の寂しさを感じています。
自転車道ではなさそうですし、気になるところです。
投稿: hvcc | 2011年4月 5日 (火) 12時52分
農道として活用されるのではないかと思います。既に市に払い下げられているとすると市としても有効活用を図らなければならない責務が生じます。採石による下地処理の様子からコンクリートによる舗装がなされるのではないかと予想されます。
投稿: Nakachan | 2011年4月 5日 (火) 23時03分