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2011年5月25日 (水)

ウグイスのさえずりを聞きながら

今日は仕事が終わった後、地域の総会。50分ほどで終了し、懇親会となりました。昨日に続いての懇親会、楽しく飲めるのはいいのですが、さすがに連チャンは疲れます。

最近、川辺謙一著「電車のしくみ」(ちくば新書)を読みました。2011年5月10日発行の新書版です。電車はやや味気ない印象があったのですが、この本を読むと電車の技術的なことがわかりやすく説明されていて、電車への理解と興味がぐんと沸きます。これまで鉄道誌などの車両解説で普通に出てきている言葉だけれども実のところよく分かっていなかった言葉の意味が分かったり、モーターのこと、回路のこと、制御のことなど、これまで曖昧な知識であった部分がなるほどそういうことだったのかと納得したりすることができる良書です。ユニークなのは鉄道模型と対比させながら説明している部分が出てくるところ。電車のしくみを理解する上で助けとなります。また、筆者の作図したイラストも思考の助けとなります。

難しいことを平易に書くことは本当に大変なことだと思います。ここまで難しいことを平易に分かりやすく解説した書物は他にないのではないかと思います。ときどき書店の新書コーナーを時間をかけて見て回るのですが、発行されたばかりの本で素晴らしい内容の本に出会うことがあります。この本の内容も期待以上のものでした。

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知覧線寄り道記。見事な杉林を抜けるとまた光が届く部分へと出てきました。初夏ということもあり、緑の濃さが際だちます。廃線跡に軽トラの轍。結構轍が深い部分があり、轍の部分を歩いた方が歩きやすいのか、真ん中のこんもりした草地の方が歩きやすいのか、その都度判断しながらよさそうな方を選んで歩いていきます。この辺り、聞こえてくるのは鳥の鳴き声だけ。ウグイスのさえずりにしばしの癒しを感じながら、さらに奥へと分け入っていきます。

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コメント

管理人様、こんばんは。何か忘れている気がしてブックストア(最近は昔の書店とは雰囲気が違うので横文字記入)へ、F誌の毎年恒例・車輛ファイルを目当てに鉄雑誌コーナーへ直行。立ち止まると時間に加えて軍資金まで失いますから一目散、例年よりも高く積まれた山(オマケに付録)。「50周年記念号?」つい何号か前に600号だった筈、思考回路を年号から西暦へスイッチ。なるほど確かに50周年、最初に買って貰った趣味誌がFでしたから35年来の信者。資料性では抜群のP誌・ルポが楽しかったJ誌・ヘロヘロで愉快なM誌、各誌各様に個性はあれど教科書はFでした。車輛偏重な編集は相変わらずですが最低限の情報が得られます、Fに限らず電子ブックでは味わえない紙の香りも格別。原発が停止しても読めるのは最大の強みです、但し(まだまだ増える?)今までの宝本を継承してくれそうな後釜がいないのが何とも。立ち読みしている方々が同年代以上なのも少し気になります、後継者不足は1次産業だけではない様です。

投稿: 夢幻鉄道 | 2011年5月26日 (木) 23時18分

夢幻鉄道様、こんばんは。今月号の鉄道誌は未だチェックしておりません。今宵、鹿児島へ帰ってきましたので焼酎の香りが抜けた頃に24時間営業の近隣の書店へ出没したいと考えております。F誌35年来の読書者とは恐れ入ります。それぞれに鉄道誌が強みを発揮しているのは有り難いことですが、出版業界全般に言える需要の低下は今後のそれぞれの文化の維持に大いな驚異となっています。模型にしても書籍にしてもファンが購入して初めて持続する世界ですので、そこまで思いを巡らし支えていくファンあってこそだと思います。どうも最近の子どもたちは体験が少なくバーチャルの世界が支配している傾向があります。後継者育成はどの世界でも喫緊の課題です。

投稿: Nakachan | 2011年5月27日 (金) 21時58分

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