« 白川付近の低い石垣路盤 | トップページ | 知覧線の石積 »

2011年6月14日 (火)

残したい遺構

夕方、ネットで南薩線を検索。とあるサイトで加世田トンネルにヒット。ちょっとおもしろそうだったのでそのサイトをしばらく閲覧。廃墟をテーマにしたサイトでした。リンク先にあるサイトも見てみました。旧道や旧道トンネルなど琴線に触れる部分が多数。

その中に、とある霧島にある廃墟ホテルが目にとまりました。学生時代、バイト先のオーケストラが夏期合宿で使ったホテルでした。フロント、廊下、部屋、風呂、全体練習に使った大広間、そのすべてが年季の入った廃墟となっていました。パートごとの練習、全体練習、弓の張り替え、夕食…、そのすべてが遠い過去と認識せざるを得ない光景でした。現役の姿が記憶に残るホテル、その変貌ぶりにしばし言葉を失ってしまいました。

知覧線寄り道記。こちらも兵どもが夢の跡です。白川から阿多寄りにしばらく進むと石積みの築堤が次第に高くなってきます。うっすらと見えるラインを見ると、この辺りは3段分の高さがあるようです。普通であれば傾斜45度ほどの土盛りの築堤にする方が一般的だと思うのですが、如何なる理由でこのような石積みになったのでしょうか。この区間、知覧線の第一級の遺構として後世に伝えていく施策を関係自治体にはお願いしたいところです。

Dsc_0448

|

« 白川付近の低い石垣路盤 | トップページ | 知覧線の石積 »

南薩鉄道」カテゴリの記事

コメント

(前略)「大切な遺構・車両」や「味わい深い風情・情景」は1度失われると原形に戻すのは至難の事です。形だけは残っても何となく臨場感に欠ける(旧甲突川)石橋群を眺めていますと空虚な気持ちになってしまいます。シゴロクの91や南薩の300型は(もはや)次の世界でしか対面出来ないでしょう。経済力や政治力の無い者にとって価値観の異なる方々と共に夢を見るのは敢え無い願望なのかもしれません。時たまネットオークションなる世界を覗き・貯めておいたヘソクリで自分にとって価値有る品物を購入しています。時間の無駄なので守備範囲外のジャンルには関心を向けない様に努めていますが時々「Oゲージ」の車両は幾ら位で取引されているのかと(少しだけ)アクセスしてみます。HOのフルディテールモデルよりも遥かに安い蒸機が有ったり、よく説明文を見てみますと「他界した祖父が集めていた電車です」と。電車と蒸機は別物ナノと言う突っ込みはトモカク寸暇を惜しんではモデルを磨き家宝として遺された宝物を売りに出され(さぞかし)アノ世で歎かれておられるのではと身につまされます。遺産を守るか捨てるかは後世の判断に委ねざるを得ません、が人畜無害な築堤は郷土の宝として出来得る限り残し

投稿: 夢幻鉄道 | 2011年6月16日 (木) 01時04分

 過去を振り返ることは未来を見つめることにつながると思っています。これまでの地球の歴史や人類の歴史を実際に目に見える形で残しておくことにはそのようなことからも大きな意味があるように思えます。おっしゃる通り、一度壊してしまうともう二度と実物に触れることはできません。何もかも残すことは不可能ですが、その価値を十分吟味した上で必要があるものは積極的に残す文化的な豊かさがあってよいと思います。
 ネットオークションのくだり、興味深く読ませていただきました。個人の趣味的遺産も他界などに伴いどういう運命をたどることになるのか考えさせられますね。ある程度の年齢に達したら、自分がいなくなった後の持ち物の処理の方向性を考えたりその準備をしたりと、人生の後始末まで考えてすっきりと旅立てるようすることが大切だと最近考えるようになってきました。

投稿: Nakachan | 2011年6月16日 (木) 18時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 残したい遺構:

« 白川付近の低い石垣路盤 | トップページ | 知覧線の石積 »