この写真を最後に帰路に…
キロ28やサロ455などの落とし窓はその構造故、晩年は隙間から入り込んだ雨水が車体内側にたまり腐食の原因に。一部の車両は、ユニット窓に交換され、いかめしい姿になったのはご存知の通り。
前にも何度か記しましたが、私の車の水漏れはこの梅雨特有の連日の雨で深刻な状況です。助手席側の床には水がたまり、車の傾斜で前へ行ったり、後部座席側へ行ったりと水が大移動。手でかき出した後はタオルにしみ込ませては絞るという作業。それでも完全に乾くまでには、よい天気のもとで数日はかかります。
この雨ではいたちごっこですが、水のかき出しだけはしておきたいところです。今日、よい方法を思いつきました。官舎のすぐ横に上の方へ上っていく道があります。かなりの傾斜がありますので、ここに車を横にして止めれば車内にたまった水はドアの方へ流れ、ドアを開けたところで自然に流れ出すはずです。
実際にやってみました。車内にいると車が横倒しになるのではないかと思うような傾斜。そっとドアを開けてみると水が出てきました。これは簡単でよい方法です。
それはともかく、早く対策を講じないとキロやサロのように穴が空いてしまいそうです。
知覧線寄り道記。白い轍の先は期待に反して行き止まりでした。ずっと以前、このまま車で通り抜けたことがあったのですが今では完全な藪になっており、「ゴミをすてないで!」という札が下がった鎖で封鎖されていました。知覧から寄り道を続けながらやってきましたが、お昼を大きく回りさすがにお腹がすきました。この後、万之瀬川に架かっていたトラス橋近くの弁当屋で定番の弁当を買い、帰路につきました。小野の山の中にある廃線跡や佐々良トンネル、石積みの築堤などの残像をおかずに遅い昼食を楽しむことができました。
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