オルゴール
国鉄時代の旅の象徴とも言える案内放送のオルゴール。客車列車で聞かれたハイケンスのセレナーデ、気動車で聞かれたアルプスの牧場、特急電車で聞かれた鉄道唱歌。鉄道ファンならずともあの頃へのタイムスリップを誘ってくれる音です。
榎屋というところからそれぞれ手動式オルゴールとして製品化されていることを知りました。ハイケンスのセレナーデについてはボタンにより自動演奏(電池式)してくれるものも製品化されています。
ずっと以前から欲しいと思っていた鉄道オルゴール。衝動買いというか、待ってました買いで手動式(手回し式)を3種類注文してしまいました。HPで製品の音を聞いてみましたが、正にあの音です。鉄道唱歌については実物の23弁式から手回し式用の18弁式にアレンジしていますので若干実物とは音が違いますが、雰囲気はよく出ています。榎屋のHPによると鉄道唱歌については自動演奏タイプで23弁式を企画中とのことです。
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コメント
管理人様、こんばんは。確かに国鉄時代(一部はJRまで)の列車旅にアノ「オルゴール」は欠かせず鉄道旅行の楽しみの1つでした。最後に乗車した『西鹿児島』はやぶさのオルゴール(鉄道唱歌?)に挟まれた到着前に流れた車掌氏の車内放送、素晴らしい内容のアナウンスでした。はやぶさに対する積年の愛情と惜別、乗客に対する温かい感謝の言葉・熊本から録音した生音源に含まれたソレは小生の大切な宝物です。因みに「ハイパー有明号」の終着駅到着前に流れていた【浪漫鉄道】も良かったですね。録音していなかったのが悔やまれるロマンチックな歌詞とメロディーでした。新幹線の各駅毎に流されているという向○実氏のフュージョンBGMには少しばかり抵抗感があります。
投稿: 夢幻鉄道 | 2011年9月21日 (水) 03時02分
熊本からの寝台特急「はやぶさ」の生録、貴重ですね。車掌氏の名放送、鉄道で旅する人たちの期待に応える内容だったようで生で聞けたこと、うらやましく思います。最近ではあまり列車に乗ることが無くなりましたが、当時列車に乗るといつも車掌さんの放送に期待していました。当たりのときもあればそうでないときもありました。オルゴールをきちんと鳴らして放送する人は上手な人が多かったように思います。中には放送後にもう一度オルゴールを鳴らす人もいらっしゃって、そんな時は小躍りしたくなる気分でした。
投稿: Nakachan | 2011年9月21日 (水) 21時55分