普通列車のDVD
夕食時、酒の肴に「普通客車列車」のDVDを見てみました。これは末期の普通客車列車を取り扱ったもので、出てくる車両は50系や12系がほとんど。12系が新製されたときその洗練された好ましい姿を格好良く思ったものです。6両基本で6両編成か12両編成で運転されるのが普通でした。万博輸送が大きな目的でしたから当初は団体列車や臨時列車に使われることが多く、あまり縁のある車両ではありませんでした。
DVDに出てくる12系は帯が消され短編成化された少々くたびれた姿。それまでの旧型客車を置き換えたわけですから乗客にとっては冷房化などサービス向上といったとろですが、デビュー当時の姿を知るものから見ると複雑な心境になります。
50系もデビュー当時は長編製を組んでの運用が多かったと思いますが、DVDに出てくる姿は3両編成や2両編成というものもあり、それを電気機関車が牽引しています。資金不足の模型鉄道のような光景。電車化や気動車化までの過渡的な姿とはいえ、乗客の数が減ってしまったことを如実に表しているものでした。
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