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2012年1月 6日 (金)

薩摩布計駅電柱

先日訪れた旧山野線薩摩布計駅の続きです。薩摩布計駅は肥薩線の矢岳駅のようにサミットに位置した駅でした。スイッチバックこそありませんでしたが、急勾配にループ線まで備える路線はまさに山岳路線そのもの。上り列車も下り列車もあえぎあえぎ登り、エンジンの音が静かになったと思えば薩摩布計駅到着といった様相でした。

駅前に架かる小さな橋はその名も「金山橋」。今では想像もつきませんがかつては金鉱山で賑わった集落であったことを橋の名前に見ることができます。

駅跡から久木野側へ進むとすぐトンネルです。途中までは車の轍もありますが、すぐにブッシュとなりトンネルポータルまで行くのも容易ではありません。ブッシュの間から蓋をされたトンネルポータルが少しばかり覗いておりました。トンネルは完全に封印です。

すぐ手前に電柱が立っていました。現役時代に撮影した写真にも写っており、当時を偲ぶ遺構となっています。

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

管理人様、布計の雰囲気は静かな山間の駅という感じでしたが、戦前は金山の採掘のために、小さな駅舎に反して多くの乗降客で賑わったのでしょうね。
現在のトンネルの入口は加世田トンネルの上加世田側のように見えます。山野線のおおきな魅力のひとつは木製のハハエタタキがことごとく残っていたことでした。当時でもすでに太いケーブルの路線ばかりで、珍しい存在でした。南薩線は木製なのですが、簡素過ぎてハエタタキとはとても呼べません。ところで駅舎の白黒の写真はしっとりとした感じで、カラーとはまた異なる美しさを感じます。現在、コダックが倒産の危機に面しているようで、さきほど白黒フィルム(トライX)の100ftなどの在庫を確保してもらいました。一旦、冷凍庫で保管し、いつかもう一度白黒もやってみたいと思っております。もしコダックがフィルムの製造をやめると、デジタルへの転向が進み、フジもフィルムの生産を縮小することになるのではないかと考えております。

投稿: なんさってっとう | 2012年1月 6日 (金) 23時47分

地方の荒廃振りは目を覆いたくなる状況で、地方交通線などの廃線跡の状況はその象徴ではないかと思われます。かつて金山で賑わった過去があればなおさらその対比に心が痛みます。山野線のはえたたきは、山野線の風景を形づける重要な要素だったように思います。タブレット閉塞を支える通信線の存在は古き良き時代の鉄道風景にはなくてはならない存在でしたね。私もコダックの窮状を伝える報道にショックを受けました。トライXやコダクロームなど鉄道写真に身を置く者にとってはなくてはならないフィルムでしたのに…。デジタル化の急速は進展はフィルムという文化を駆逐してしまうのでしょうか。今後の進展が心配です。

投稿: Nakachan | 2012年1月 7日 (土) 21時34分

管理人様、フィルムという文化を消すのは問題だと思います。かつては色を出すのもなかなか大変で、メーカーもユーザーも必死にがんばっていました。白黒にしても、上達すれば素晴らしいプリントができますが、最初は単に画像が出ているだけという感じでした。フィルムと現像液と現像方法の組み合わせを皆自分なりに研究していたと思います。今日はトライXを引き取りに行き、さっそく冷凍庫へ。しかし肝心のマイクロドールXが製造中止になっており、これではかつてのノウハウが生かせません。とてもフジのミクロファインで代用できるものではありません(寝ぼけた描写のネオパンにコントラストをつけるために暗部をすっこ抜けにして繕ったという感じ)。当時は、
1.トライX(ASA200~320で露光)
2.マイクロドールX原液
3.フジノンEP(エルニッコールは諧調が出ないので)
4.フジブロマイドF(半光沢の場合には月光ニューR)
5.自家調合D72(既製品の印画紙現像液はどれも不可)
でやっていました。現在利用できるのは、1,3,5のみで、2が入手できないのは大きな打撃です。再び現像液を探さなければなりませんが、すでに種類は少ないようです。135と120のフィルムを買えただけでも良しとしなければならないのかもしれません。

投稿: なんさってっとう | 2012年1月 8日 (日) 01時06分

私も一時期、現像機器一式をそろえて自宅で現像をしていたことがありました。全くの初心者作業でその後長続きすることはありませんでした。フィルム写真については現像という問題があることになんさってっとう様の記述を読んで気づかされました。現像についての周辺製品やコストなど、今後どうなるのかこちらも気になりますね。毎度のことながらなんさってっとう様の専門性には頭が下がります。

投稿: Nakachan | 2012年1月 9日 (月) 16時15分

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