あっね
今日は、旧鹿児島交通線の吹上浜駅跡から吉利駅跡まで往復、線路跡を歩いてみました。自転車で走ったことはありましたが、徒歩では初めてです。車では見えないことが自転車では見え、自転車では見えないことが徒歩では見えることに改めて気付きました。寄り道しながら3時間強の道程は、在りし日の南薩線を偲ぶ味わい深い時間になりました。
旧吹上浜駅の駅前商店横に掲げられた注意喚起の看板。最近の作です。「あっね」の意味が分かりますのでしょうか。鹿児島の人はすぐに分かる方言で、「あぶない」ということ。南薩線現役の頃は中央線のない狭い道でしたが、改良が進み立派な道になりました。しかし、この部分の線形は以前のままで急カーブの末、線路跡を跨線橋で越えます。
地元の人しか通らないような道ですが、県外の人が見たら????の看板となりそうです。
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コメント
線路跡歩行、お疲れさまでした。
私が、この界隈の自転車道を徒歩で踏破したのは2005年2月ですから、随分前になります。
線路跡の痕跡、特にカーブや勾配をよく残していると感じたものです。
件の看板、先般の訪問時目にしました。
見た時点では何の意味か?と思いましたが、「気を付けろ」ということなのかと想像していたところです。
投稿: hvcc | 2012年2月27日 (月) 07時50分
健康増進と趣味の一石二鳥になると考えて歩いてきました。かつて撮影したことや路線設計や路線工事、運転のことに思いをはせながらのんびりした時間を過ごすことができました。さすがに帰り着く頃には足がかなり疲れてしまいました。
投稿: Nakachan | 2012年2月28日 (火) 21時57分