村田旅館にて
異動の季節になりました。今日は職場の送別会。発表が遅いものですから係が会場を押さえようとしても中心部のめぼしい飲食店は軒並み予約でいっぱい。そこで私が以前リクエストしていたことを係が覚えていてくれて、村田旅館に連絡を取ったところ予約を取ることができました。万世線の終点、薩摩万世駅の駅前旅館です。
隣には同じく駅前旅館の松屋があります。今日は、旧薩摩万世駅跡の空き地は、両旅館の利用客の車でいっぱい。中には大阪のバス会社の大型バスまで駐車。こちらは松屋を利用するお客さんを乗せてきたようです。いったいどんな方々なのでしょう。
タイムスリップしたような気持ちになる歴史ある純和風旅館。そのひとつひとつが今となっては博物館のような貴重さです。毎度のことですが、女将さんが気持ちよく迎えてくださいます。料理もおいしく、いい時を過ごすことができました。
帰りに女将さんに尋ねたところ、操業は昭和5年。現在4代目だそうです。
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コメント
万世支線が廃止されて、今年で半世紀になるとか。
現在も駅前旅館が営業していることは、嬉しい限りです。
駅跡地の将来展望が気になります。
投稿: hvcc | 2012年3月25日 (日) 17時49分
加世田にはある程度以上の人数を収容できる飲食店が老舗旅館しかありません。村田旅館はそういう意味からも重宝されています。宴会があるときには、駅跡の空き地はほぼ満車となります。宅地開発などされるとその貴重な旅館で宴会がある場合、駐車場の確保に困ることになりそうです。
投稿: Nakachan | 2012年3月25日 (日) 20時19分