廃線跡のタケノコ
年度初めは仕事が目白押しで机の上が片付く暇がありません。しかし、仕事のやりがいはあるというものです。モチベーションを高く持ちながら何とか乗り切り、連休に突入できたらと思います。月曜日から今日まで連続3日間の夜の会。自ずと帰宅時間が遅くなり、夕食も就寝予定時刻までずれ込む始末。
さて、先日遭遇した吉利付近の南薩線跡路盤消滅の部分。末端部分には干物のような枕木が転がっていました。廃止から30年近くとなり、かなり風化が進んでいたようです。バラストを見ると茶色く丸っこいものに混じって角の取れていない石そのものの色をしたものも見受けられ、新しいバラストがまかれてあまり間もない間に廃線を迎えたことが伺えます。
すぐ後ろに竹林が見えます。地下茎は築堤や路盤の下まで伸びていると見られ、築堤や路盤からタケノコが頭を出していました。これは、築堤の斜面から出てきたもの。工事により斜面に転がってきたバラストが寄り添っています。
こちらは削られた路盤に顔をだしたタケノコ。掘り出したらおいしそうですが、公有地なのでそんなことをしたらお縄を頂戴しそうです。
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コメント
線路跡に笹竹が生えているのは飽きる位見ましたが、訪問時季の関係で、顔を出した直後のタケノコは初めてです。
鉄分をたっぷり含んでいそうですね。
投稿: hvcc | 2012年4月12日 (木) 22時48分
管理人様、こんばんは。桜も花吹雪と共に散りまして若葉の緑がまた美しい春の盛りです、タケノコも今が旬ですね!。この時季の南薩各地ではワラビやツワぶきが生え伸びまして筍と共に煮しめが美味しくいただけます、あとは豆腐にワカメとコサン竹(他県でも呼び名は同じでしょうか?)が入った味噌汁と炊き込みの筍ご飯が有れば最高です。
投稿: 夢幻鉄道 | 2012年4月12日 (木) 22時51分
hvcc様
このタケノコ、その後どうなったのでしょうね。工事関係者のおなかの中に入ったのでしょうか。芽吹く春、鹿児島交通線跡も寒々とした風景から彩りを取り戻しつつあります。
夢幻鉄道様
この時期、車を走らせると山菜採りをしている人の姿をあちらこちらで見かけます。自然とともにある人の暮らしはいいなあとそんな光景を見ながら思います。
投稿: Nakachan | 2012年4月14日 (土) 09時34分