異動の季節
今日から4月。新年度のスタートです。気温は低めですが、好天に恵まれすがすがしい気分になります。春は異動シーズン。港まで自転車をこいで見送りに行ってきました。港には大勢の人が集まり、別れを惜しむ姿が見られました。
岸壁ではそれぞれ異動者を囲んでのお別れセレモニーが行われていました。離島を抱える鹿児島ならではの光景です。
長声一発。船を固定していた縄が巻き上げられると船はゆっくりと離れていきました。さようならやありがとう、万歳の声が響き渡る中、船は次第に小さくなっていきます。
小さくなった船を見送ります。船からもまだ手が振られています。桜島もこのときばかりは噴煙を上げず、静かに見守っているようです。10分前に出航した船に続行する形で波静かな錦江湾を南へと向かいました。
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コメント
港での別れ、今では他の交通機関に見られないシーンですね。
その昔、実際に乗った宇高連絡線や、青函連絡船などを思い出してしまいます。
投稿: hvcc | 2012年4月 3日 (火) 20時59分
船の別れは独特のものがありますね。ゆっくりとした時の流れの中で離ればなれになる寂しさは他の交通機関ではなかなか味わえません。
投稿: Nakachan | 2012年4月 5日 (木) 05時30分