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2012年4月19日 (木)

新コンセプトの16番模型

今日は歓迎会。大勢が集まる歓迎会でしたが、都合により飲まずの歓迎会。周りの大盛り上がりをよそに少々クールな気分で時間が終わるのを待つことになりました。

注文していたカトーのEF651000後期形JR貨物二次更新車が届きました。国鉄時代の塗色に比べ、アクセントが利いた洒落たデザインでこれはこれで気に入っています。カトーの電気機関車はトミックスのそれに比べてずいぶんリーズナブルです。これで1万5千円ちょっとですから。これから部品を取り付けたりナンバーを転写したりする作業が待っています。

ネットをチェックして、カトーがEF510を製品化していることを知りました。予約も始まっています。模型店によっては1万円を切る価格。Nゲージの間違い?と思ったのですが、確かにHOと記されています。

カトーのHPを見てみると、新しいコンセプトのもと製品化している商品だということが分かりました。16番の模型を手軽に楽しめるようにと、一部手すりのモールド化、ワイパー類の細かいパーツの省略、ナンバーの印刷化等によりコストを抑え、これまで16番の模型に手を出していなかったファンへ門戸を広げることが狙いのようです。

天賞堂のスハ44系もこれまでの路線を少々変更してコストを抑えて製品化しているとのことで、路線としては共通しています。

しかし、カトーのこのシリーズはかなり徹底しているようで、今後の展開が注目されます。買ってすぐに走らせることができ、しかも急曲線対応で狭い場所でも運転OK。長い間、どうも16番の製品化に消極的に見えていたカトーですが、ここにきて新しいコンセプトのもと定期的に製品化となるのでしょうか。

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コメント

 南薩線跡はいよいよ春爛漫からレンゲの花と新緑が好ましいコントラスト見せる時期になっているのではないでしょうか。

 さて模型は細かいパーツが再現されていても、パーツをユーザーが取り付けなければならないというのはバランスの悪い”未”完成品で、トミーがコストカットのためにNゲージで始めたことです。かつてのGMの宣伝ではないですが、”作る苦しみ一杯”のモデルが多すぎます。たとえばナンバー以外のレタリングをインレタでユーザーが入れるというのは行き過ぎで、いずれ剥がれたり変色したりすれば、模型本体そのものに愛着がなくなってしまいます。やはり模型は長く楽しめることが必要で、せっかくつけたパーツが貧弱で、動かしているうちに破損すると、予備がなければ、たいていの場合それで終わりということになります。

 これに対してスケールとプロポーションがしっかりしている簡素なモデルははっきりしたコンセプトがあるように感じています。そのまま動かしても破損箇所は少なく、ディテールアップを楽しむ向きにはハンドレールなどを金属線で自作をすれば個性的なモデルに仕上がります。もし運転途中で破損しても、同じものを補充するのはかんたんです。価格も安いとなれば、まさにこれこそこれからのプラ量産モデルの進む方向ではないでしょうか。走らせることを目的とするのか、飾って楽しむことを目的とするのか、ユーザー側で選択できます。ブラスに負けないディテール表現をプラで安価にという”挑戦的企画”はすでに時期を過ぎていると思いますが、プラ素材を対象とした技術力は誰しも認めるところです。今回のKATOの方向性は正しいのではないかと思います。プラは簡素に、自分で自由に楽しむ。バリエーションも素材がプラであれば加工しやすいと思いますし、安価であればたくさん揃えることもできます。

 現在の模型はあきらかに”与えられすぎ”であり、本来ユーザーが楽しむべき加工やバリエーションまで完成または”未”完成品で揃っています。完成品のバリエーションが増えるほど、生産間隔が長くなったり、一部のバリエーション絶版になったりと、入手しにくくなるのは自明です。カタログは過去の実績の総集編と化し、問屋は資金的にストックを置けないので本来の機能を果たせず商品を右から左に移動させるだけ、ユーザーは時期を逃すと悔しい思いばかり、というのは定番商品+ユーザーの独自の楽しみというかつての姿を失った結果です。かつてのシナノマイクロが倒産に至った教訓が生かされていません。HOとはいえ、素材的な定番商品を安価にいつでも提供している状況が望まれます。Nゲージにもおなじことが言えます。
 
 Nではプロポーションの崩れた蒸気機関車にごたごたとパーツをつけ、編成のバリエーションまでセットで販売、印刷しまくって模型としての質感を失ったバスのモデルなど、あらゆる意味でバランスを失ったモデルが多くなりました。しかしよく考えてみると世の中には同種の商品が溢れかえり、少なく与えて、工夫して使うというのは、模型の話だけではないのかもしれません。

投稿: なんさってっとう | 2012年4月19日 (木) 23時58分

なんさってっとう様、コメントありがとうございます。
全く同感です。私はパーツを付けるのは億劫ではないのですが、時間が作れずに未処理のままデビューを待つ車両が多く存在します。中には細かい作業が苦手だったり、手先が思うように動かなくて作業を断念したままの姿での運転を余儀なくされている方々のことも聞きます。部品の欠落も所有する車両の中で何両か起こっています。後付けの手すりも軟質プラ製故、ひょろっと曲がっていたり、塗装してもすぐに剥げたりと課題も多くあります。このたび製品化されるEF63は普通バージョンでも3万円を超す価格。新しく製品化される度に値段が上がっているように思えます。かつての天賞堂製のブラス電機の値段とあまり変わりません。これは一つの方向というか選択肢として有り難いと思うのですが、手軽に楽しみたいという向きには手を出せない存在になりつつあります。

そんな中、今回のカトーの新しいコンセプトというかプラ製の原点に回帰した車両の発売は大いに歓迎されるものだと思います。成形プラそのままのひょろひょろより、塗装されたぴしっと決まったモールドの手すりの方がある意味、全体のプロポーションはよくしてくれるかもしれません。もともとコストパフォーマンスの高かったカトーの16番製品、今回のEF510はこれからの16番鉄道模型の新しい世界を切り拓く牽引役になるのかも知れません。

投稿: Nakachan | 2012年4月20日 (金) 22時43分

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