メンテナンスフリー工事その後
夜、星空観察会が企画されていたのですが、あいにくの曇り空で残念ながら月や土星などを天体望遠鏡で望むことは叶いませんでした。土星の輪の見え方が年によって違ってくるのを恥ずかしながら今回の勉強会で初めて知りました。今は、輪の様子が観察しやすい年なのだそうです。
先日、南薩線跡の路盤で道路際であるがためのメンテナンスフリー工事が行われていることを紹介しました。先日訪れた時には工事は既に終わっていました。整地してコンクリートで覆い、草が生えてこないようにする工事でした。手がかからない分、味気ない風景です。削り取られた南薩線の路盤がかまぼこを切ったかのように露出しています。
下の写真はこの路盤付近の現役当時の様子。弊HPからの再掲です。奥の右へカーブした辺りがこの露出した路盤付近です。国道の付け替えなどにより風景は一変しました。ぽっぽ屋に改造されたキハ103は保存されていますが、このキハ300は保存の対象となりませんでした。
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コメント
国道脇の工事箇所、やはり味気ないですね。
当然ながら、草刈りの手間も無視できませんが、もっと他の方法は無かったのでしょうか。
運行当時の画像、跨線橋からの撮影と思いますが、キハ300型が現存しないのは、やはり残念です。
投稿: hvcc | 2012年5月 3日 (木) 07時57分
縁石に自然石を使ったのは景観に配慮した最小限の配慮だったのでしょう。里山の風景が美しいのは自然と人間の営みが見事に調和していたからだと思いますが、最近ではこのような不協和音を奏でるようなものが多くなってきました。
投稿: Nakachan | 2012年5月 3日 (木) 16時41分