貨物ホームは…
今日は仕事場の机の上は山のような状態。次々に仕事が舞い込み、片付く暇がありません。お陰で帰宅したのは8時が回ってから。少々仕事にゆとりのある日になる予定でしたが大誤算でした。
吉利駅の様子です。貨物ホームがこんな具合になっています。貨物ホーム前は細長く整地され、縁石が並べられる気配。自転車道に沿っていったい何ができるのでしょうか。永吉駅側のホーム端のゆるやかなスロープには階段状のものができるようです。道路側には石が積まれるのでしょうか。線路側と同じような形で枠が形取られています。
そして吉利駅本屋側はこんな風に。ここにも階段が…。旅客ホーム、貨物ホームともに永吉駅と同じように階段が設置されるようです。貴重な鉄道遺産がこのような形で姿を変えるのはどうも感心しません。石積みを取り込んだ単なるモニュメントにしようとしているようで、これでは新興住宅地にできた児童公園とそう変わるところがありません。このあたり、きちんと専門家の意見を聞いての整備なのか、整備するのであればもっと慎重にすべきなのではないかと思います。住宅地としてその姿を完全に消してしまうよりはよほどましですが、せっかくお金をかけるのであればもっと…、という思いがつのります。
| 固定リンク
「南薩鉄道」カテゴリの記事
- 南薩線上日置駅引上げ線(2021.01.02)
- 大晦日の南薩線上日置駅(2020.12.31)
- キャンプ場柵のレール支柱(2020.08.05)
- 南薩線の勾配(2019.11.02)
- 南薩鉄道100年企画展記念誌(2016.09.16)
コメント
まさに”破壊”ですね。ここまでくると古代遺跡を好きな形に掘って一般公開するのに匹敵しています。創作されたモニュメントとつまらない解説で南薩線がより過去に追いやられてゆくように感じます。
投稿: なんさってっとう | 2012年5月 2日 (水) 00時07分
私も破壊行為だと思っています。古代の遺産はそれはそれは大切にするのに、近代化遺産への扱いはひどいものです。CMではありませんが、「何も足さない、何も引かない」ことが大切なのではないでしょうか。
投稿: Nakachan | 2012年5月 2日 (水) 23時31分