肥薩線の40系
今日は自宅から中央駅、県庁、そして大隅の山々までクリアに見えました。雨上がりで空気中の浮遊物が一掃されたからでしょうか。隣国の工場や経済活動が休止する土・日には空気が澄んでいるという話を人から聞いたことがあります。最近、煙霧という気象用語で表現される視界が利かない状況が気になります。風景を主体として撮影する場合、まったく撮影に向かない日の連続です。
<18切符の旅のお話>
写真は吉松駅に到着した肥薩線の列車。隼人から吉松まで乗車しました。そこそこの乗車率。鹿児島中央駅から隼人駅まで415系はコイルバネの固いサスに直流モーターのうなり、元気の良い走りでお世辞にも快適と言えるような乗り心地ではありませんでした。床面が高く、ステップもないため、ホームとの段差はかなりのもの。ホームをかさ上げした各駅でも都市用電車の床面はホームからかなり高い位置にありました。
そんな415系から乗り換えた非電化路線肥薩線の40系気動車の走りはまろやかでやっとほっとして身を委ねられるような気がしました。雨が降り、重くなった沿線の草たちが建築限界を超えて入り込んでいるのか、走行する気動車の窓を音を立ててこすっていきます。窓を開けていては危険な状況。実際、この後窓を開けていた女子学生が「いたっ、草が当たってきた」と言っているのが聞こえてきました。
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