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2013年6月16日 (日)

伊作峠の旧道

夕べは車中泊。今の車になって初めての車中泊です。前の車に比べると小さくなりましたが、後席を倒すと小柄な私には丁度よいスペースが生まれます。前の車は全て座席の表面が一応フラットになるという造り。マットを敷かなければ凸凹があります。今回の車は、荷台と座席後部ですので全くのフラットな床面ができあがり、快適に休むことが出来ました。熱帯夜は苦しいとしてもそれを外せば意外と快適に休むことができそうです。

吹上町から鹿児島市へ抜ける伊作峠。前から通ってみたいと思っていた旧道と思われる道を訪ねてみました。与倉という地名のようです。現在の国道から入るとかなりの狭い道。対向車が来ると離合が難しい幅員が続きます。山肌を一定の勾配で登っていく国道沿いには民家はありません。しかし、谷の底の部分に沿って走る道路沿いには思いの外多くの民家が点在していました。そして、耕作放棄地が多い昨今ですが、谷にある昔ながらの棚田は現役の美しい姿を保っていました。辺境の地に当たると思われる地に広がる日本の里山の風景に、タイムスリップしてしまったのではないかという錯覚に陥りました。途中には「峠下」と記されたバス停も。国道沿いの何もない山の途中にバス停があり、不思議に思っていました。道路らしい脇道は見あたりません。しかし、この辺りに下りてくる人のみが通れる山道があるのかもしれません。

中心部にはかつて中学校や小学校がありました。木造校舎の小学校、そして鉄筋校舎の中学校は閉校して久しいですが、建物はそのまま残されています。国道を通り過ぎるだけでは気付かない旧道沿いに広がる集落に、この地の奥深さを知ることができました。

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コメント

こんなロケーションの中をキハ103が揺れながら走ってきてくれたなら最高ですね。

投稿: 夢幻鉄道 | 2013年6月17日 (月) 00時53分

鹿児島交通が伊作から鹿児島市内へ短絡する新線を計画しているという報道が流れたことがありました。夢物語だろうと当時は思ってものです。もし、それが実現していたなら伊作から写真にある里山までは谷沿いに線路を敷き、いよいよ峠の山が立ちはだかるところでトンネル掘削ということになったのではないかと思います。そうするとこの風景の中をキハ100が揺れながら走ったらと言う空想もあながち空虚なものではないのかもしれません。

投稿: Nakachan | 2013年6月17日 (月) 21時26分

この場所こそ伊作川の源流のあるエリアです。一昨日は”与倉川”橋梁跡と入来避溢橋跡を眺めることのできる場所に車をとめましたが、ブヒブヒという音が聞こえるだけで臭覚には何も反応しませんでした。短絡線では80km運転という計画でしたので、景色に似合うキハ100型を走らせるのであれば、まさに開発途上の新系列用エンジンに換装してということになると思います。江若の安曇川橋梁前後はDMH17系で80kmぐらい出ていました。

投稿: なんさってっとう | 2013年6月18日 (火) 00時04分

ブヒブヒという音がしても臭覚が反応しなかったのは、風向きのせいでしょうか、それとも防臭対策が進んだせいなのでしょうか。伊作から鹿児島への短絡線は地形から見て、かなり実現性のあるルートのように思えます。もし、実現していたとしたら鹿児島交通線の延命になる線となっていたのでしょうか。

投稿: Nakachan | 2013年6月18日 (火) 21時05分

南薩線があった頃、川の水はかなり淀んでおり、独得の黒い濁りがありました。小屋からの汚水が流れ込んでいたのではないかと思われるぐらいの”匂いの名所”で、フィルムが変色するのではないかと思われたぐらいです。実際に女流カメラマンがバックの中に化粧品と一緒に未現像フィルムを入れておくと変色するという事実が知られています。匂いは180度逆でもフィルムにとっては同じようなものかもしれません。いや化粧の如何によっては便所の芳香剤のような香りのものもあるので、これを良い香りと判断して塗っているのが良いか悪いかは別として、基本的に同じかもしれません。4月末にはじめて河口に行きましたが、そこは潮干狩りの名所でした。もし昔からそうであれば、上流が匂いの名所ゆえに下流でアサリ貝が育つという因果関係があるのかもしれません。間違ってもそのようなアサリ貝を市場に出荷しないでいただきたいと思います。アサリ貝の味噌汁を飲んで無意識のうちに与倉川橋梁を渡るキハ100の姿が思い浮かんでもいけませんので。この場合は味噌汁ではなく、まさに★ソ汁を飲んだことになります。

投稿: なんさってっとう | 2013年6月20日 (木) 23時45分

鹿児島市内の私の実家の近くにかつて大規模なデンプン工場があり、かなりの悪臭を放っていました。そして、今では考えられないような真っ黒い排水を大量に近くの水路に流し、甲突川に流れ込んだ排水は、しばらく真っ黒い帯となって下っていました。与倉川の黒い濁りはサツマイモからデンプンを作る工場の排水だった可能性もありますね。実際、与倉川橋梁のすぐ近くに小規模な工場の廃墟がありますが、これもデンプン工場ではないでしょうか。それにしても★ソ汁はごめん被りたいものです。

投稿: Nakachan | 2013年6月21日 (金) 06時51分

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