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2013年6月 8日 (土)

12号機関車は今

仕事がらみで加世田運動公園に行ってきました。気になる南薩鉄道12号機。辺りの樹木の剪定や芝の刈り込み作業が行われていました。しかし、12号機はさしたる整備もされないままタイガーロープを張られた状態でたたずんでいました。旧加世田駅に展示されているDD1200と4号機関車は昨年、整備されてきれいな状態になりましたので、こちらの方も何とかならないものかと思います。

訪れる度に腐食が進み、荒廃していっているように思えます。上回りはもちろん、台枠付近の足回りの部分もかなり大きな部材までさびの進行が進んでいます。屋根は助手席側が抜け落ち、樹脂製の波板が被せられていました。もともとどのような目的で設置されたのか分かりませんが、常識的には近代化遺産を後世に伝えるという大きな目的があったのではないかと思われます。屋根の設置がなく、十分な手入れもなされないまま年月を経て、このような姿になってしまいました。遠目には形をなしているように見えても、近づいてみるとぼろぼろです。

ここはプールに隣接した児童公園です。休日には多くの子ども達が遊ぶ姿を見ることができます。子ども達はぼろぼろの機関車を見て、どのように感じるのでしょうか。やはり大切にされている姿を子ども達には見せたいものです。それが子どもたちへ伝える大人からの教育的なメッセージでもあると思うのです。

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コメント

かつての所属は違えど出水で保存しているC56の扱いとは大きな差がありますね。やはり地元自治体なりが保全対策をするべきなのでしょうが。駅と付近一帯の再開発が始まるという伊集院の駅傍に移転し南薩日置の交通近代化産業発展に寄与した機関車として本気で継承して頂きたいものです。

投稿: 夢幻鉄道 | 2013年6月 9日 (日) 00時43分

児童公園とはいえ、広大な運動公園の片隅におまけのように作られた公園で、運動公園を訪れた人達の大半は目にすることが出来ない場所に保存されています。それが放置状態を招いた原因かもしれません。南薩線の本拠地であった加世田でこの状態にしてしまったのは残念です。国鉄との接続駅であった伊集院で開発と合わせて新たな保存継承の動きが出てくると良いですね。

投稿: Nakachan | 2013年6月 9日 (日) 06時17分

加世田駅跡の屋外展示車両が化粧直しされましたから、12号機の荒廃が余計に目立ちますね。
修復には相当の経費が必要であることは、見れば誰でも分かると思います。
鉄道車両、自動車などにも言えますが、使わない状態で屋外に放置していると、荒廃の度合いも早いようです。
せめて、上屋根だけでもあったならと、悔やまれてなりません。

投稿: hvcc | 2013年6月 9日 (日) 08時17分

設置当初、末永い保存を考えての措置がなされていたならこんなことにはならなかったはずで、悔やまれます。吉松に保存されているC5552は、当初駅外れの誰も来ないような場所に屋根なしで展示されていました。その後随分経ってから駅舎近くに移転し、屋根まで付けてもらい、同志の方によって定期的に整備もされています。

投稿: Nakachan | 2013年6月 9日 (日) 16時55分

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