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2013年6月28日 (金)

改善に役立つといいのですが

今月から勤務時間以外の仕事時間を記録することになりました。心身の異状から休職する職員が増えているため、健康管理の一助とする手段とのことです。戦後、バラ色の未来を描きながら突き進んできた日本。高度経済成長期には、決して裕福ではありませんでしたが、未来は明るく見えたものです。しかし、目指していた豊かさをある程度享受できたときから、どうもそれから先にあるものを見失ってしまったのではないかと。人々から目の輝きが失われ、社会の持つエネルギーが負の方向に向かっているように思えてなりません。皆が皆そうであるわけではありません。しかし、よどんだ水が腐っていくように、社会の雰囲気は全体をそのような方向に流していくように思えます。

技術が進み、社会の仕組みが変化し、世界の中での国のあり方も変化していく中、人は何を望んでどこへ行こうとしているのか今一度立ち止まって考えてみる必要があります。皆が何かがおかしいと思っているはずですから。

今月の勤務時間外の仕事時間は61時間でした。勤務した日が20日間でしたから毎日平均3時間は余計に勤務していることになります。これはあくまでも職場での時間で、職場を離れての会合出席や休日に行われる行事による拘束時間は含まれません。これまで含めるともっと膨らみます。勤務時間以外の仕事時間記録が、現状の改善に役立つことを願いたいものです。

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コメント

労務管理の名目があると思いますが、日本の社会では時間外労働が少ないと目立つことを気にするが余り、無理してでもまわりと歩調を合わせてかなりの時間外労働をする結果となります。個別組織の管理者は趣旨に背いて時間外勤務が多い方を良いとする考えが定着しており、その結果は個人の評価となってあらゆるところに現れてくるのも事実です。このような制度の導入は、勤務時間は長くてもかえって仕事の能率を低めることにもなりかねません。しかし一旦このような制度ができると、これを撤回するというのはなかなか言い出せないことであり、束縛は強化こそされても、二度と緩和されることがないのが常です。この結果、だんだん仕事がしにくくなり、質よりも量で物事をはかる傾向になります。質の良い仕事をだんだん追及しにくくなることに危機感を感じます。

投稿: なんさってっとう | 2013年6月29日 (土) 11時17分

私事で恐縮ですが、予算の主担当を拝命していた頃、1カ月の時間外勤務の最高は283時間45分でした(笑)残念ながら手当は全額出る筈はなく、それが当然と思ってました。全額出てたら大金持ちでしたのにね(笑)
さて、特殊な職務の性格上、土日祝日無しの期間は9月下旬から年明けの2月中旬だけでなく、6月上旬からの1ヶ月間と7月中旬過ぎから9月上旬までの期間があり、家族は母子家庭を強いられてしまいます。(嫁ハン等にとっては却って五月蠅いのが居らんで楽だったりして!)
確かに“なんさってっとう”さんが仰せの通り、周りに気遣って帰りづらいとか、超過勤務することが美徳との風潮も色濃く残っているのも事実と思います。
最近、我が社でもそうですが、超過勤務削減を叫んでおきながら、仕事量を減らすことはせず、人員ばかり削減する悪しき風潮がはびこってますよね。
このことは大いに問題でありますが、それは置いといて、わたくしは、職場や職員個人の、そのような“癖”そのものを変えていく勇気も必要であると思っています。仕事が滞っていても、時間がきたら思い切って帰るのです!誰から何と言われようとも。事実、わたくしも実際そのようにしましたし、そうすることで職場の空気も変えることが出来ました。(結果、風雲児みたいな個人評価に繋がってますが(汗))

でも、なかなか行動に移すことは出来ないんですよね。
それは“日本人”だからなのかも知れません。
でも、あまのじゃくも必要なんだと確信を持って信じてます。思ったことを云えない、行動できないってT不健全だとは思いませんか???

なんかまとまりのない長文でスミマセン。失礼致しました。

投稿: ひょん君 | 2013年6月29日 (土) 19時51分

なんさってっとう様、ひょん君様、コメントありがとうございました。ひょん君様の超過勤務の時間に、まずは驚きました。職種による違いは大いにあるかとは思いますが、働くことにもう少し良き文化を持ってもらいたいというのが率直な感想です。日本人は精神論が好きなだけに、働くということをある意味神聖化し、どんな労働環境であろうと働くことが第一で、それに文句を言うのはもってのほかという暗黙の悪しき文化があるような気がします。それが超過勤務等を強いたり放置したりする結果に繋がっているのではないかと思います。時代は変わってきているのですが、古い考えを精神論で押しつける上司も問題ではないかと思います。豊かな人生を全うするためには、働くこととプライベートのバランスをまずは取る必要があります。プライベートな時間を浸食する超過勤務は最優先で排除しなければならないと思います。

投稿: Nakachan | 2013年6月30日 (日) 05時56分

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