万世線と知覧線が
湯布院昭和館を入るとすぐに小学校の教室が再現されています。懐かしい木造校舎の雰囲気がよく再現されており、幼い頃の懐かしさがこみ上げてくる空間です。
さて、教室の後ろの壁に社会科で使う壁掛け式の九州全図があり、よくよく見てみるとかなり古いものでした。南薩鉄道の万世線と知覧線もまだ健在な頃の地図です。
このような実物に触れることにより間接的に南薩鉄道のリアリティを感じることができます。思わぬところで出会った南薩鉄道にしばし心惹かれていました。
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コメント
地図や印刷の雰囲気から昭和35年ぐらいのものに見えますが、やや古い情報のようで、小野駅が記載されています。東阿多は花瀬の位置にあります。内山田、上内山田、上津貫の駅前は旧道に面しています。万世の町の位置と駅の位置関係も絶妙です。小野駅の廃止時期に関しては実際と一般に知られているものとの間に隔たりがあるように考えています。戦中なのでやむを得ないところでしょう。野間が記載されていないのも駅間があまりにも短くて書ききれなかったのかもしれません。面白いのは加世田の町が十字路のまわりにしかないように書かれている点です。実際には現在と同じように北側にも広がっていたと思われます。以前に御紹介いただいた本に万世の駅前の様子が記されていましたが、30周年時には
投稿: | 2013年8月23日 (金) 00時01分
このあたりの情報もあらためて展示できればと考えています。面白い地図を見せていただきありがとうございました。
投稿: なんさってっとう | 2013年8月23日 (金) 00時08分
なんさってっとう様、いろいろ分析ありがとうございました。古い地図を読み込むとおもしろいですね。鹿児島関係の国鉄線でもまだ開通していない区間もありました。30周年で市民の方から駅前の賑わいの様子など古い写真が寄せられるといいのですけど…。
投稿: Nakachan | 2013年8月23日 (金) 16時15分