
官舎にとうとうエアコンを入れました。目的は夏場でも模型いじりができるようにするため。これまで11年間、4つの官舎を転々としましたが、工場入り予備軍が増えたために稼働率を上げる必要が生じ、設置となりました。
どの車両から始めようかと迷いましたが、一番手前に箱があったトラムウェイのキハ30系にしました。さて、どのようにいじっていくか。
手元にあるのはキハ35(動力なし)とキハ30(動力車)です。まず、この模型は床下機器がプラの黒モールドです。気動車は床下機器はグレーに塗られていますので、この段階でイレギュラーです。動力なし車は塗装に関して問題なし。動力車は昔のNゲージのようにモーター部分が巨大なボックス化しており、その表面に申し訳程度に機器がモールドされています。さて、この部分をどのように処理するか。難しい問題です。
さしあたってインレタを貼付し、保護のためにクリアを吹くことにしました。インレタの調子はよく、問題なく貼付できました。貫通路の歩み板の番号は作業のことを考えて小さめに作成していますと説明書には記されていますが、歩み板いっぱいのサイズで、これ以上大きければはみ出す大きさです。説明の意味が今ひとつ理解できません。
所属表記がないことと、検査表記が枠のみで中身が空っぽなのは、他のメーカーと大きく違うことろ。少々寂しい感じがします。
窓を外そうとしましたが、車体に差し込まれたくさびのような押さえパーツが外れないものがあり、無理することを断念し、塗り分け線を境にオレンジの部分のみクリアを吹くことにしました。
車内は動力なしの車両も動力車のパーツを流用していることからモーターやシャフトの部分が大きく車内に張り出しており、今ひとつです。座席の色差しする気持ちも沸いてこないようなつくりです。
今後、プラ部分の塗装と軽いウェザリングを加えて、それらしくしていきたいと思います。今日は、キハ35とキハ30のインレタ貼付とクリア吹きまでで終了でした。
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