115系1000作業 下地処理
昨日、肥薩線で観光列車が重機を搭載した大型トラックと衝突する事故がありました。車両は大けがをしたようですが、乗客や乗員に大きなけががなかったようで幸いでした。鉄道車両はそれほど速度がなくても急に止まれませんので、線路上の障害が直接、事故につながってしまうことを今回の事故も教えてくれました。
遮断機付きの踏切は、遮断バーによって進入を防ぐ効果は大きいものですが、これまでも遮断バーにより閉じこめられたり遮断バーがひっかかり停止してしまったりする車による事故がありました。遮断バーは物理的に進入を防ぐものではなく、あくまでも視認による効果を期待したもので、車に若干の損傷はありますが、万が一の場合は通り抜けることができるのは周知の通りです。しかし、そのことを十分に認識していないドライバーのもとでは重大な事故に発展してしまいます。
災害による線路障害の未然防止と併せて、一般のドライバーとの接点である踏切におけるヒューマンエラーによる障害防止の啓発も今一度見直さなければならないのかもしれません。
連休初日、JRが被った被害と損失には大きなものがあります。その補償も相当なものになるものと思われます。
115系の車輪の処理を進めました。中性洗剤で洗浄し、踏面をマスキング。剥がすときに境目を見つけられやすいように印を付けてあります。この印があるとすぐに剥がすことができますので、作業の時間短縮になります。軸端はマスキングゾルで処理しています。この後、ガイアのマルチプライマーを吹きました。
床下機器にサーフェイサーを吹きました。
細かいモールドを確認することができます。床板との一体モールドのみでなく別付けとしているパーツも複数あり、精密感があります。
シートが一体となった床板も洗浄の上、サーフェイサーを吹きました。初めの頃は、台車、床下、室内・・・という具合に順序よく作業をしていましたが、全体を並行して進めるようにしました。こうすると塗装の乾きを待つということもなく、できる作業をしたり、同時に進めたりすることができますので、効率化とスピードアップが図れます。
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