浦島太郎で今頃ですが・・・
法事のため、鹿児島に残っていましたが今日、島へ帰ります。昨日は、法事の後、先日とは別の書店に寄りました。棚に並んでいた鉄道ダイヤ情報を見てみますと、鉄道博物館がリニューアル中とか。まったく知りませんでした。どうも一つの土地に籠もっていると浦島太郎のようになるのでいけません。開館後、リニューアルの時期を迎えるほど、年数も経っていることにまたまた月日の経つことの早さを感じずにはおられません。
大型レイアウトこと「模型鉄道ジオラマ」は既にリニューアルされ、まったく別物になっていることに目を見張りました。神田にあったときもそうでしたし、大宮に移ってからも、シーナリー付きの組み立て式レイアウトのようで、どうもリアリティを感じませんでした。しかし、今回のジオラマは、線路の表現がこれまでとは一線を画し、バラストや鉄粉等による汚れまで再現され、しかも線路配置がゆったりと実物の鉄道に近いものとなり、カントや緩和曲線の採用でよりリアルになっています。都会の鉄道に見られるような複々線により多頻度の運転も再現できるとのことで是非、実際の運転の様子を見てみたいものだと思いました。
いくらシーナリーがよくでも、線路の表現がいかにも模型的なものだと、実感的になりません。線路には線路の美しさと表情があり、それが鉄道の魅力の一つであり、味わいだと思っていますので、今回のリニューアル後のレイアウトは素晴らしいものになったと思います。より質が高まり、敦賀の煉瓦倉庫のレイアウトとともに日本の誇れるレイアウトととして、多くの人に鉄道模型の素晴らしさを発信してくれるものと期待しています。
こちらでなければ本屋めぐりもできませんので、ついつい財布の紐がゆるみ、また本を数冊ぶら下げて店を出ることになってしまいました。
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