KATOがキハ110製品化
昨日の朝は朝焼けが見事でした。鹿児島市内から錦江湾(鹿児島湾)越しに見える大隅半島の高隈山系の方から茜色の空が広がりました。早起きの鳥たちは活動が活発で、どこへゆくのか先を急ぎなら飛ぶ姿が見られました。
こちらへ帰り模型弄りがままなりませんので近くの書店から鉄道ジャーナルを買ってきました。今回の特集は復活蒸気機関車。蒸気機関車全廃後、山口線での復活が決まったのが私が高校の頃だったと思います。それが今日まで継続し、さらに牽引する客車が現代版旧型客車として新製されるとは思ってもみませんでした。これから先、相当の期間蒸気機関車による運転が継続されることの証しですので、産業遺産、歴史遺産としての動態での保存がなされることに敬意を表さなければなりません。
先日、ななつ星が機関車の不具合で運転継続不能となる出来事がありました。新幹線の台車の件など鉄道事業者にとって有り難くない事案が続いており、こちらでもかと思った人たちも多かったのではないかと思います。フラッグシップとも言える列車でこのようなことが起こったことに関係者のみなさんのショックは大きかったのではないかと思います。立ち往生した場所は、私が3年間お世話になった地域。見慣れた風景の中で動けなくなった列車の姿に心が痛みました。翌日には通常運行に戻り、乗客のみなさんへの影響が最小限にとどめられたことは幸いでした。
KATOのHPで5月発売予定の製品がアナウンスされていました。Nは次々に製品化されていく中、16番は毎回寂しい状況なのですが、今回は16番の製品もラインナップされていました。JR東日本のキハ110 200。今年製品化された鶴見線のクモハ12052と同じコンセプトの製品のようで、省スペースにおいて単行または短編成での運転が可能であること、手すりやワイパーはモールド、出来るだけ別付けパーツを減らし一体成形とすることでコストを抑えること、車番等は印刷済みとしてすぐに走らせる状態であること、などが製品仕様の概要です。同時にKATOご自慢のサウンドカードも製品化されるようです。
トミックスが編成もので細部まで拘って製品化しているのに対し、メーカーとしての姿勢というか差別化が図られ、これはこれで興味深いことだと思います。16番のすそ野を広げていこうということのようです。信号機の製品化にあるように車両と共にレールや関連パーツの充実も望みたいところです。
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