戸畑の赤煉瓦煙突
年度末になりいろいろ行事などが多く、模型の方はいっこうに進みません。先日、久しぶりに島の中程まで車を走らせてみました。
中種子町増田にある戸畑の煙突。赤煉瓦で作られた高さ10メートルほどの煙突です。九州海軍航空隊種子島基地跡に立っています。
1辺が75センチで、当時は上まで鉄製のはしごがかけられていたそうです。また、上部にはB29による砲弾跡もあると説明板に記されていました。
この遺構は、烹水(ほうすい)所の基礎部分と煙突からなります。写真に写っている部分は、浴槽です。兵士や施設部の人たちが使っていました。手前と同じような浴槽が奥にも設置されています。
右下はかまど跡です。この地には施設部や烹水部の建物が多数建てられ、学徒動員で招集された国民学校や女学校の生徒も宿舎に入り、食事を宿舎に運ぶなどの仕事をしていたそうです。
終戦後、米軍により破壊されました。
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