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2018年8月13日 (月)

書店

 朝、5時前にウォーキングに出発。夜明け時の街を1時間ほど歩いた。自分が育った街だけに懐かしいが、年月を重ね、さらに8・6豪雨と呼ばれる災害対策復旧のために随分と趣が変わってしまった。水没してしまった街はそれ以前から懸案となっていた区画整理が一気に進み、住宅もその多くが建て変わってしまった。また、川も激特事業によって水路のようになった。幼少期を過ごした街の面影は薄れたとはいえ、輪郭は昔のまま。ほっと心が落ち着くのは故郷故だからだろう。

 午後町歩きを兼ねて天文館の大型書店へ赴いた。離島にいて一番不自由に思うことは本に触れ合えないこと。もちろん、それなりの書店はあるが物量は比べるべくもなく、本という文化の接点については圧倒的に不利だ。教育の平等が謳われているが、生涯教育の最も有力な資源である本との出会いの機会という点では厳しい。離島に大きな書店を作るわけにもいかず、旅費を負担して大きな書店へ赴くしかない。一方で移動図書館の利用者が少ないという問題もあり、まずは読書に関する素地を作ることが必要で、にわとりと卵の問題となりそうだ。

 書店で過ごすこと4時間。いろいろなジャンルの本に触れることができた。複数の本に目を通すと共通した主張と出会うことが多い。これまで得た知識や考えていることを強化できたり、さらに関連づけたりすることができる。また、一方でまったく新しい考え方に触れることもできる。先日、マツダのデザインン戦略についての新書を読んだが、それを評価するアート関連の新書にも出会うことができた。個別にある本のように見えるが、読書経験や本人の体験により相互に関連し合い、関係性が出てくるのが興味深い。

 町歩きをしながら市電の500型や600型に出会った。街に馴染んだ懐かしい佇まいが好ましく、現役で活躍している姿が頼もしい。いよいよ数を減らし、絶滅危惧種となってきた。保守は厳しいと思うが、歴史を語る車両、多様性ということでこれからも活躍を続けて欲しいと思う。

 

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