大祭
H2Bロケット7号機は無事にこうのとり7号機を軌道に投入し、打ち上げは成功した。地上を離れ、輸送船切り離しまでわずか15分。科学技術の粋を集め、莫大な費用がかかるロケットの運用時間はあまりにも短い。
同じ日、地域の神社で秋の大祭が行われた。宇宙基地と伝統文化。このようなことが共存しているのが種子島のおもしろさだ。私も職場の代表として各神社の大祭に出席することになっている。直接、地域の伝統文化に触れることができる貴重な機会だ。
神社の前にはコバルトブルーの太平洋が広がる。参道は南国らしくソテツで覆われている。ご婦人は、真ん中は神様がお通りになる場所なのでと、端を歩いてこられた。
神事が終了。さすがに季節は秋となり、社内を通り抜ける風が心地よかった。常に波の打ち寄せる音が聞こえるのは、この神社ならではの風情である。
この後、場所を公民館に移して直会(なおらい)が行われた。直会と兼ねて、敬老会も行われる。神社へのお供えとして持ち込まれた焼酎も公民館へ移動する。軽トラは何でも運ぶ、働き者だ。
公民館での直会、そして海辺へ移動しての二次会と続いた。帰る頃には日もとっぷり暮れていた。
ロケット打ち上げから帰り、しばらく寝た後、14系の座席に塗装する作業を行った。現在は、国鉄時代のブルーのシートにはキャラクターブルーを吹き付けているが、併結する編成に当時使っていたコバルトブルーを使用していたので、こちらの方を吹き付けた。形が込み入っているので思いの外、時間を要した。
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