音旅シリーズCD
先日の休日、CD棚を見回してみると「音旅シリーズ『国鉄ふるさとの駅』西日本編」というタイトルが目に入った。こんなCDもあったなと思い、久々にステレオで聴いてみた。このCDには東京駅から始まり長崎駅まで39の駅の音が収録されている。実に懐かしい音だ。
CDケースの裏面には、このように記されている。「駅、あの懐かしい音がいま蘇る。かつて、国鉄の駅は旅のはじまりであり、旅先での心のよりどころであった。そこには、郷愁をさそわれる懐かしい音があふれかえっていた。国鉄が輝いていた昔日の駅の、今では聞くことのできない音の集大成。」
音量を上げ、駅頭よろしく聞いていると、これが国鉄だったなと、耳に蘇る。正に国鉄時代の音があふれかえっており、映像がないだけに余計に想像力が増幅され、臨場感が増す思いだ。今や8K時代で超鮮明な画像で再生される。しかし、音だけの情報というのはそれ以上の再現性をもった記憶という引き出しの世界で鮮やかにその様子を蘇らせるような気がする。
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