バス乗車
自宅で目覚める朝。ここ15年、自宅に住んだことがない。ある意味、悠々自適と言えるのかも知れない。ここに決めたとき、朝日を浴びることができるというのが一つのポイントだった。人間にとって朝日を浴びることが大切だとか。人間の体内時計と24時間という地球の自転とは微妙に一日の周期が違うという。それをリセットするのが朝の太陽。東の空が茜色に染まり、日の出まであとわずか。雲の影が雲に映った。
車を島に置いているので、移動は徒歩やバス。車での移動は便利だが、公共交通機関を利用する機会が得られたのは良い機会だったかも知れない。午前に乗車したバス。経年車とはいえ、シートピッチもゆったりで快適。しかし、運転が今ひとつ。アクセルワークやブレーキング、ギアチェンジのタイミングがプロとは言い難いものだった。
午後に乗車したバス。観光バスタイプではないがトップドアのみのタイプ。一見して午前のバスと同じような雰囲気だがシートピッチが狭く、私の短い脚でも前の座席の背につかえてしまう。しかし、アクセルワークやギアチェンジのタイミングがよく、スムーズな運転。後続車に頻繁に道を譲る配慮もあった。
窓の外には夜へ誘う淡い茜色が色を失いつつあった。
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