船舶

2018年2月 4日 (日)

高速船の窓から

 今朝は鹿児島市内も各家の屋根にうっすら雪が積もる朝となりました。昨日、所用で鹿児島へやってきました。今回は時間の都合から高速船を利用しました。相変わらずの時化で、鹿児島湾内もいつもより波が高く、小刻みな振動が続きました。

 指宿沖でフェリーきかいをパス。鹿児島港へ向かって力強く航行する姿に、離島と本土を結ぶ使命感のようなものを感じました。

Dsc_0030

 JX喜入石油基地に向かうタンカー。高速船は迂回してかわしていきます。かなり大きな船です。

Dsc_0033
 「日王」と記してありました。調べてみるとJXのタンカーで全長333メートル、全幅60メートル、重量トン数30万トンとありました。東京タワーが航行しているようなものです。沈み込んで黒のみ見えていますが、喫水から下は赤。空荷になると見上げるような大きなタンカーのようです。

Dsc_0035
 屋久島行きと種子島行きの船がやってきました。手前が屋久島行き「フェリー屋久島2」、奥が種子島行き「プリンセスわかさ」。屋久島行きが8時30分、種子島行きが8時40分発です。毎日、仲良くそれぞれの島へ向かいます。日帰り航行で、帰港はプリンセスわかさが17時30分、フェリー屋久島2が17時40分とこちらも仲良く帰って来ます。

Dsc_0037
 フェリー屋久島2。

Dsc_0040
 プリンセスわかさ。

Dsc_0044
 フェリーみしまが出港。

Dsc_0046

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月30日 (火)

また塩分

 季節風で荒れる海。佐多岬付近で小型の貨物船と離合しました。波間に見え隠れするように近づいてきました。まるで翻弄される木の葉のよう。いったいこの船の上はどのような揺れに見舞われているのでしょう。

Dsc_0004
 すぐ脇をすり抜けていきました。こちらも足を踏ん張っても安定してシャッターを切れる状態ではありません。

Dsc_0007

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月28日 (日)

鉄分ではなく塩分ですが・・・

 冬は季節風の影響で外海は波が高く、船は大揺れです。舳先からたっぷり波をかぶります。外海では塩水と強風で外へ出られたものではありません。あまりに揺れましたので、久しぶりに船酔いしました。それでも湾内に入ってくると嘘のように穏やかな航海になります。時化たために10分遅れ。

Dsc_0865
 夕暮れ時になってきました。船からの景色もおつなものです。

Dsc_0864
 貨物フェリーが島へ向かいます。

Dsc_0891
 奄美航路の船が見えてきました。毎日午後6時に出航し、奄美群島を経由して沖縄へ向かいます。マリックスラインとAライン2社の4隻のフェリーが交互に運行します。コンテナをいっぱい積んでいるところを見ると今日は手前のクイーンコーラル8が出航のようです。後ろはフェリーあけぼの。同じ航路ですが、ずいぶん大きさが違います。

Dsc_0895
 海王丸が入港していました。帆船は絵になりますね。

Dsc_0899
 隣の岸壁に接岸しますので、近くで見ることができました。

Dsc_0902

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 8日 (月)

クルーズ船との出会い

 鹿児島から朝の便で戻ってきました。自宅から高速船乗り場まではいつものように自分の足で移動します。今日は少々天気が悪かったので50分ほどかかりました。地方にいると車がなければ買い物にも行けませんので歩くために歩かなければ歩く機会がかなり限られてきます。一方で鹿児島くらいだと歩いていける距離にいろいろありますので、かえって地方より歩くことが多くなります。健康のためにも町観察という意味でもメリットがあります。

 往路はトッピーでしたが復路はロケット。同じジェットフォイルですが、船内のつくりが異なります。鏡餅は1階入口デッキ中央に飾ってありました。こちらは2階席です。
 復路は外海がかなり時化ており、鹿児島湾の口の部分を出る頃から歩けないような揺れとなりました。大きなうねりを避けるためでしょうか、右へ左へ船体をバンクさせながら航路を修正。緊張感漂う航海となりました。

Dsc_0438
 鹿児島湾を出る頃、クルーズ船に出会いました。窓越し、しかも大揺れの船内からですので、ファインダーの中に船を収めるのも大変。湾内では出会えない大型船によく出会うのもこの航路の楽しみです。

Dsc_0442
 正面を過ぎ、反対側の面が見えてきました。かなり近づいてきましたので船の様子がよく見えるようになりました。県のHPにある入港状況で調べるとコスタアトランチカというクルーズ船でした。検索するといろいろなサイトがヒットしました。そのひとつhttp://www.cruiseplanet.co.jp/ship_date/dt_costa_atlantica.htmを見ると、豪華ですね。福岡からやってきて鹿児島へ14:00入港、22:00には上海へ向けて出港となっていました。

Dsc_0447
 こんなコンテナ船にもこの後すぐ出会いました。国鉄時代に旅をすると、駅や車両基地、側線などでいろいろな車両に出会えるのが楽しみでした。その車両基地が集約されたり貨物ヤードが無くなったりと、列車の旅での出会いの機会もかなり集約?されておもしろみが少なくなってきました。
 帰宅後ニュースを見ていると、海運業も人手不足で自動操船システムや支援システムの研究開発が進んでいるとのことでした。便利になる一方、なんだかおもしろみがなくなっていくようで、100年後、世の中はどのように変わっているのでしょう。その中で、人間はどのように生きているのでしょう。

Dsc_0453

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 7日 (日)

鹿児島へ

所用があり、朝の便で鹿児島へ向かいました。この便は7時に屋久島を出航し、種子島経由で鹿児島へ向かいます。屋久島・種子島間は所要50分ほど。ドック入りしたのでしょうか、綺麗にお化粧直ししていました。新年早々きれいな船だと、運がつくかなと自分の都合の良いように考えてしまいます。

Dsc_0418
 幸い、今回はそれほど時化ていませんでした。船内は自由に移動できますが、着席時はシートベルトを装着しなければなりません。1時間35分、本の文字を追っているとあっという間です。乗船客は結構いるのですが、横の席が空くくらいの混み具合だと圧迫感がなくてちょうどよいです。

Dsc_0420
 新年らしく船内には、鏡餅がお供えしてありました。

Dsc_0421
 ところで115系の屋根の表現をどうしようかなといろいろネットで写真に当たってみました。これというものがなく、困っていたところ、ある記事に行き当たりました。もともと全車、布張り屋根でデビュー。その後、塗り屋根に改修されたという内容でした。確かに、ほとんどの車両が塗り屋根のように見え、汚れ具合もまちまち。しかも塗り屋根の汚れ方はまだらであまり美しくない。汚れが美しくないというのも変な表現ですが、どうも模型の屋根としてしっくりいかないものばかりでした。  
 設定が国鉄時代のサボを利用していた頃ですので、布張り屋根の方が合っています。そして、ようやく布張り屋根の115系の写真を見つけ出しました。模型の屋根自体も少し濃いめのグレーですので、もともと布張り屋根を表現したものだったのでしょう。塗り屋根が明るいグレーのような感じですので、これを表現したようには思えません。妻板上部には、屋根布押さえが客車のものほど太くはありませんが、それらしいものがモールドされています。
 ということでめでたく布張り屋根として作業を進めることにしました。感じとしては以前作業した153系と同じような感じになりそうです。
 模型の作業を進める上でいろいろ疑問が出てきます。それを解決することを通して、鉄道のことについて新たなことを知ることとなり、いい勉強になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 3日 (水)

新年おめでとうございます

 新年おめでとうございます。平成も早いもので30年を重ねることになりました。当時の故小渕恵三官房長官が「新しい年号は平成です」とパネルを示したのがついこの間のように思えます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 今年は新年早々慌ただしい日々で、元日の朝には船にのり島へ戻ってきました。乗船前、鹿児島本港南埠頭から見た光景。雲が多く、初日の出らしい御来光を拝むことはできませんでした。

Dsc_0302
 停泊中の船にはしめ飾りが施されていました。これは三島村へ向かう船です。硫黄島、竹島、黒島の三島を結びます。

Dsc_0301
 こちらは喜界島方面へ向かう船。やはり操舵室の下にしめ飾り。

Dsc_0306
 これから乗船する船。舳先には松も取り付けられています。

Dsc_0305
 乗船口もしめ飾りが取り付けられていました。年末年始、正月も関係のない運輸関係の皆様は通常通りの業務。新聞も毎日、この船が運んできてくれます。
 今回は、乗船券売り場でチケットともにお汁粉の引換券が渡され、待合所端で温かいお汁粉が準備されていました。ありがたいサービスです。

Dsc_0307
 佐多岬を回り、一路島へ。往きに比べると波が随分おとなしくなっていました。

Dsc_0311
 大海原をゆく船には他の乗り物にはない開放感があります。島へ戻ると、新年行事で4件のお宅をはしご酒。昼からの参加でしたが、他の御仁は朝の9時から行事開始。頭が下がります。また、翌2日も漁協関係の船まつりというのがあり、昼前からお酒。二次会もあり、夜の10時頃まで。今日3日は市成人式。三が日はあっという間に過ぎ去ってしまいました。明日から平常勤務です。

Dsc_0313

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月28日 (木)

大時化

 年末まで鹿児島へ帰ります。使用したのはのんびりできるフェリー。年末とあっていつもより若干乗客が増えていました。島へ戻る日が海運会社が指定した繁忙期に当たるため、往復割引は適用外となります。一緒に帰りの便のチケットまで購入できず、片道ずつそれぞれ出発港での購入となるそうです。
 通常ですと片道4000円、島発の場合は割引になり3640円です。離島航空割引制度が今年の4月から始まり、島に住民票がある人は登録申請してカードをつくると割引されます。航空機、高速船、フェリーに適用されます。

Dsc_0276
 大島航路の6000トン級のフェリーに比べると小さな船です。操舵室の下に横長の5つの窓が見えますが、ここに前面展望を楽しめるラウンジがあります。正面向きにテーブルと椅子がありますので、本を読んだり海の景色を楽しんだりするには最高の場所です。今回もこの場所で過ごすことにしました。

Dsc_0274
 北日本では爆弾低気圧が猛威をふるっています。その気圧配置の影響か、こちらもかなり時化ていました。港外に出た途端に船特有の揺れに見舞われ、遊園地にあるバイキングでふわっと体が浮いてむかっとするような感覚を何度も味わうことになりました。近くにいた小さな子どもは怖いと言って父親に抱きついていました。

Dsc_0285
 時折大きなうねりに船底から金属音が響き、舳先が大きな水しぶきに包まれます。窓から見える水平線が大きく上下し、船内を移動することもままならない状態です。天気は晴れですが、正面窓を海水が洗っていきます。

Dsc_0284
 まるで海の中に突っ込んだような水しぶき。この後、窓にたたきつけ窓は真っ白になります。

Dsc_0280 海も見えなくなりました。まるで雲の中を進んでいるようです。静止画なので分かりにくいと思いますが、左手で体を支えながら片手での決死?の撮影です。

Dsc_0282
 両方を半島に挟まれた鹿児島湾に入ってくると嘘のように穏やかな海となり、快適なクルージングとなります。右手奥に桜島が見えてきました。鹿児島港に着く頃には夜の帳が下り、奄美方面へ出港する船のため港外でしばらく待機。至近距離ですれ違い、互いにあいさつの汽笛を交わして入港しました。時化と入港待ちで定刻より15分ほど遅れての到着でした。

Dsc_0286

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 5日 (火)

時化

 週末は所用で鹿児島へ行きました。今回の移動は時間の都合で高速船を使いました。島からの始発便は7時です。前日の最終便が滞泊した船を使います。6時から座席指定の受付が始まります。ターミナルには6時前から人が集まってくることになります。しーんと静まり返った真っ暗な島の朝ですが、ここだけは別世界のような賑わいになります。高速船のターミナルに隣接してフェリーのターミナルがあります。こちらにお土産屋さんが3軒入っています。島のどの店も閉まっている時間ですが、こちらは営業を始めています。お陰で島の土産を買い求めることができました。
 慣れた人は、時間までフェリーターミナルの待合室を利用しているようです。高速船の待合室は込み合っていますが、こちらは人も少なくゆったりと時を過ごすことができます。土曜日の朝の便は、鹿児島へ行く人たちが多く、7時の便も8時の便も満席です。定員が260名ですので、この2便だけでも520名が島を離れることになります。
 帰りの便は日曜日の13時の便を予約していましたが、所用も早めに終わったので一足早い10時20分の便に変更して帰ってきました。13時の便はほぼ満席、それ以降の便は満席の盛況ですが、10時20分の便はそれほど混んでおらず、隣の座席も空席となり荷物も置くことができました。
 土・日とも季節風の影響でしょうか、湾外はひどい高波で、時速80キロで浮上航行するジェットフォイルもかなりの揺れに見舞われました。波の状況を見ながら船体を傾け右へ左へ。これまで2階席の窓にしぶきがかかる経験はしたことはなかったのですが、今回は海水が窓を流れる様子を見ることができました。湾内の静かな航行と対照的です。揺れが苦手な人もいますが、一粒で二度おいしい高速船の旅です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月14日 (火)

続航

 昨日の朝のフェリーで帰ってきました。相変わらず乗船客は少なく、ほとんどの人は選択肢の中にフェリーはないようです。8時40分出港、厳密には8時39分には離岸していました。先立つこと10分、8時30分には屋久島に向かうフェリーが同じ南埠頭から出港、続航する形になります。かつての青函連絡船も二隻の連絡船が続航で運航されていましたので、それを彷彿するような運行になっています。往路と同じように操舵室下にあるラウンジに陣取りましたので、屋久島行きフェリーが先行する様子が見て取れます。同じような航路を進むのかと思いきや、左側面が見えたり右側面が見えたりと、独自の航路を進んでいるようです。どちらかと言えば、乗船している船が最短距離を航行しているように見えます。しかし、船足は先行している屋久島行きの方が速いようで、遠くになりつつも近くになることはありませんでした。
 往路で読んでいた本の続きを読みながら時を過ごします。舳先に広がる海を見ながらの航海はおつなもの。湾を出て外洋に出るといつものことながらこれまでの安定航行が嘘のように揺れます。窓から見える景色が上下にゆっくりと動き、時にぞっとするような無重力が身を襲います。途中から一匹の黒い海鳥がつかず離れず舳先を中心に舞います。小一時間ほどその姿を認めることができましたが、島影を大きくなるにつれ、いつの間にか姿が見えなくなっていました。
 昼前に持ち込んだ弁当で昼食。のんびりした時間に終止符を打ちました。一日一往復で時間の制約は受けますが、高速船の6割ほどの運賃で優雅な時間を過ごせるフェリーのアドバンテージは大きいと思うのですが・・・。より速くに価値ありの世の中ではあまり支持されないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 9日 (木)

ゆっくりした旅は支持されない?

 昨日、予定通りフェリーで鹿児島までやってきました。鹿児島まで3時間30分。船橋下にあるラウンジに陣取りました。大きな窓から舳先を臨むロケーションである意味絶景が広がります。東シナ海から鹿児島湾へ、大隅海峡、佐多岬、開聞岳、桜島と変化に富む眺望を楽しめます。そんな環境の中、ゆったり本を読む時間を楽しむことができました。
 何往復もある高速船が盛況なのに対し、こちらは閑古鳥。自動車や貨物の運搬が主な任務のようで旅客はさっぱり。自動車航送関係以外の純粋の旅客は10人そこらだったのではと思います。やはり時間がかかるというのは圧倒的に不利な要素となっているようです。時間がかかるということは、旅をゆったり楽しみ、慌ただしい世の中にあって、自分なりの時間を楽しめる格好の機会だとも思えるのですが、どうも一般的な価値はそうではないようです。価値観の多様化と言われますが、このような状況を見ると多様化にもある偏りがあるのでしょうか。新幹線網の広がりは確かに利便性を高めますが、一方でゆったり楽しめた在来線の旅を失う結果となります。しかし、大半の人々は車窓を楽しめる特急列車の旅よりトンネルばかりであっても圧倒的に所要時間が短くなる新幹線を支持しているようです。
 聖路加病院の故日野原先生は、いのちは「時間」のことであるとおっしゃいました。ゆったりした時間、そして高速化で生み出された時間、どちらも同じ時間ですが、お金をかけて生み出される時間にはどうも人間らしいものが希薄になってしまうような気がしてなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧